OBS Studioを活用してリッチなZoomウェビナーを実施!使い方を徹底解説

ウェビナーでリード獲得
他社のウェビナーと差をつけたい、もっと魅力的なウェビナーを実施したい…このような願いを簡単に叶えるのがOBSを活用したウェビナー配信です。OBSとは無料の配信ツールで、OBSで作成した画面を直接YouTubeへ配信することはもちろん、Zoomを介して配信することも可能です。今回のブログでは、OBSを活用したリッチなウェビナー配信画面の作り方とZoomでの配信方法をご紹介します!

OBSを活用したZoomウェビナー配信とは

OBS Studio(以下、OBS)を活用することで、YouTubeのゲーム配信動画のように、講演者のカメラ映像と他の映像を組み合わせた動画をZoomでも配信できます。OBSを活用することで、プレゼン資料だけではなく、講演者のカメラ映像やテロップ、視聴者からのチャットなどを組み合わせて、同時に表示させることができます。視聴者にテレビ番組のようなリッチな画面を届けられるため、OBSはビジネスシーンのウェビナー配信でも少しずつ普及してきています。 OBSの詳細やインストール方法、基本的な使い方は下記のブログでご紹介していますので、OBSについて初めて知る方はまずはこちらをご確認ください!
OBS Studioを活用したZoomミーティングやウェビナー配信とは?基本手順をご紹介

OBSでできること

OBSではカメラ映像、画像データ、テキスト、パソコン上で開いている各種アプリケーション(パワーポイント、インターネットブラウザなど)を組み合わせた配信画面を作成することができます。今回はこちらの配信画面の作り方をご紹介します。 OBSで作成したZoomウェビナーの配信画面

OBSで配信画面を作る方法

OBSには「シーン」と「ソース」という項目があります。シーンとは配信画面を指し、ソースはシーンの中で使用する素材を指します。OBSで配信画面を作る際、まず全体の構図を考えて必要な素材(ソース)を準備して進めていきます。OBSでの配信画面作成は、パワーポイントでの資料作成の要領にとても似ていて、テキスト・画像・図形などのサイズを調整しながら配置していく作業となっています。

1. 組み合わせる素材(ソース)を準備する

今回は背景画像、プレゼン資料、カメラ映像、テキストを使います。背景画像とプレゼン資料は予め用意する必要があります。テキストとカメラ映像はOBSの機能を使います。

2. OBSを起動する

OBSを起動した画面 OBSを起動するとこのような画面が表示されます。①が配信画面を作る場所、②が配信画面に使う素材(ソース)を追加する場所です。②の+ボタンをクリックし、追加する素材を選んで登録していきます。 OBSソース画面 今回は下記を使用しています。

画像

緑色の背景画像は「画像」を選択して登録しています。今回使っている画像形式はPNGです。①に画像が表示されるので、枠内に収まるように縦横のサイズを合わせます。

画面キャプチャ

パワーポイントを開いた状態で「画像キャプチャ」を選択し、起動中のアプリケーションを選択します。①に表示されるため、位置やサイズを調整します。

テキスト

白い文字は「テキスト」を選択し、挿入しています。デフォルト設定が英語のため、テキスト入力言語をAnyからJapaneseに変更してから登録します。入力したテキストは①に表示されるため、位置とサイズを調整します。

映像キャプチャデバイス

講演者のカメラ映像は「映像キャプチャデバイス」から設定できます。設定画面で内蔵カメラ、外付けカメラなどが選択肢として出てくるので、使用しているカメラを選びます。①に表示されるので、位置とサイズを調整します。

OBSで作った画面をZoomで配信する方法

OBSで作った画面はZoomの仮想カメラを使用して配信します。通常、Zoomではパソコンに内蔵されたカメラや外付けのカメラで撮影された講演者を配信しますが、物理カメラではなく仮想カメラに切り替え、仮想カメラでOBSの画面を映すことで、OBSの画面が視聴者へ配信されます。

1. OBSで仮想カメラを開始する

OBSで仮想カメラを開始 ZoomでOBSで作った画面を配信する際は、OBS右下にあるコントロールメニューから「仮想カメラ開始」を選択します。 2. ZoomでOBSの画面を配信する ZoomウェビナーもしくはZoomミーティングを起動し、「ビデオ」の横の「^」をクリックし、カメラをOBS Virtual Cameraに変更すると、OBSで表示している画面の配信が開始されます。

OBSを活用したウェビナーはAirz Webinarへお任せ

OBSを活用することで、プレゼン資料と同時に別の背景や画像などを表示できるため、Zoomの機能だけでは表現しきれない自社の世界観を表現できるようになります。OBSとZoomを同時に起動させ、操作することにはなるため、操作の練習や慣れが必要ですが、専任の担当者をつけられれば内製も可能です。Airz Webinarでは、OBSの使い方をレクチャーしながらリッチなウェビナー配信の内製化の支援をしています。また、内製化支援だけではなく、企画のサポート、運営代行サービスも提供しています。OBSに挑戦してみたい方はぜひお気軽にご相談ください!

この記事を書いた人

宮崎 俊行

一橋大学 経済学部卒。新卒で楽天株式会社に入社し、楽天市場事業部にてECコンサルタント職に従事。その後、同グループのフランス拠点 PriceMinister S.A.Sへ海外赴任を経験。帰国後、株式会社DONUTSのジョブカン事業部でビジネスサイド統括責任者として活躍。2019年に株式会社Airzを設立し、代表取締役に就任。2020年コロナ禍によるウェビナー支援の重要性を強く感じ、ウェビナー代行・支援サービス『Airz Webinar』とハイブリッド配信支援サービス『Airz Hybrid』を開始。国際機関から省庁、東証プライム上場企業から中小企業まで300回以上の支援実績あり。

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