Zoomウェビナーが選ばれる3つの理由

ウェビナーを開催する男性の手元

ウェビナーの開催を検討する際には、ウェビナーツール選びがあります。数あるウェビナーツールの中でもZoomウェビナーは機能・コスト・信頼性のバランスが取れたツールとして人気があります。

なぜ多くの企業がZoomウェビナーを選ぶのか?本当にZoomウェビナーは安全なのか?ここでは、Zoomウェビナーが選ばれる3つの理由をZoom社のセキュリティ対策とともにご紹介します。

1. Zoomウェビナーの機能

Zoomウェビナーは使いやすさとウェビナーに特化した機能がウェビナー主催者から支持を得ています。特に普段からオンライン会議をZoomミーティングで実施している人にとっては、Zoomウェビナーの使いやすさは抜群です。画面も操作性もほとんどZoomミーティングと変わりありません。Zoomの管理画面でウェビナーの開催日時を登録すれば、主催者はウェビナー用のURLを開くだけでウェビナーを開始できます。

ZoomウェビナーはZoomミーティングの追加機能として位置づけられていますが、同時接続数(参加者数)を最大10,000人に増やせること以外にも次のような特徴があります。

参加者はリッスンモード(視聴モード)

Zoomミーティングでは参加者が自分のカメラやマイクをオンにできます。そして、他の参加者に自分の名前や映像が共有されます。しかし、Zoomウェビナーでは参加者はカメラとマイクをオンにできず、ウェビナー参加者のリストを見ることもできません。参加者の画面に映るのは、主催者から発信されている映像と音声のみです。

そのため、不特定多数が参加するようなウェビナーは、ZoomミーティングではなくZoomウェビナーでの開催がおすすめです。参加者は自分の映像や音声、Zoom表示名を他の参加者に見られる心配がなく、安心して参加できます。

挙手・チャット・質疑応答・アンケート機能

Zoomウェビナーには、挙手・チャット・質疑応答・アンケート機能があります。参加者は音声ではなくテキストチャットで主催者に質問やメッセージを送ることができます。しかも、そのメッセージは主催者にしか見えないように送れるので、セミナー中でも参加者と主催者が個別にコミュニケーションが取れます。

質疑応答機能では参加者から届いた質問に対して、テキストもしくは音声で返答できます。質問は主催者側の質疑応答リストに溜まっていき、回答した質問は回答済みにして質問リストを整理できます。届いている質問は他の参加者には見えないことがあるので、質問文を読み上げて回答するといいでしょう。

挙手やアンケート機能は参加者とインタラクティブなコミュニケーションを取りたい時に便利です。主催者にメッセージを送ることに抵抗がある参加者でも、挙手や選択形式のアンケートなら気軽に回答できます。ウェビナー冒頭や集中力が切れそうなタイミングに取り入れるとウェビナーのエンゲージメント率を向上できます。

2. Zoomウェビナーのコスト

月額数万円で提供されているウェビナーツールが多いですが、Zoomウェビナーは「Zoomミーティングの有料アカウント(2,000円/月)+オプション機能のウェビナー(5,400円/月)」で利用できます。

ZoomウェビナーはZoomミーティングの追加機能のため、Zoomミーティングの有料プランは必須です。追加機能のウェビナーは参加人数で価格が異なります。100名までのウェビナーでしたら、低コストで実施できるのがZoomウェビナーの魅力です。

参加人数 ウェビナー月額
100名 5,400円
500名 18,800円
1,000名 45,700円
3,000名 133,100円
5,000名 334,700円
10,000名 872,300円
10,000名以上 Zoom営業部へお問い合わせ
※Zoomプランと価格(2020年10月30日現在):https://zoom.us/pricing

Zoomウェビナー信頼性

不審者がZoomミーティングやZoomウェビナーに侵入して迷惑行為を行う「Zoom爆弾」が一時期問題となりました。それを受けてZoomはミーティングとウェビナーのセキュリティ強化を実施。ウェビナーにパスワードを設定し、参加用URLの開示を参加者に限定することで不審者の侵入を防げます。

Zoomは企業も個人も安全にサービスを利用できるようにセキュリティ強化に努めています。2020年4月にセキュリティ機能を強化してから、Zoom公式ブログではセキュリティとプライバシー保護に関する取り組みの進捗を継続的に公開しています。そのため、Zoom爆弾が発生した後でもZoom利用を継続する企業は多く、Zoomウェビナーはセキュリティ、使いやすさ、通信の質において信頼を得ているウェビナーツールなのです。

下記はZoomが2020年4月20日に発表したセキュリティ新機能の一部です。

パスワードの要求

ミーティングやウェビナーパスワードの最小要件をアカウントオーナーと管理者が調整できるようになりました。アルファベット、数字、特殊文字の組み合わせをアカウントオーナーが必須にすることで、Zoomを使っている他の社員やメンバーにセキュアなパスワード設定を促せます。

ランダムミーティングID

自動で生成されていたミーティングやウェビナーのIDが9桁から11桁になりました。

参考:Zoomミーティング、ウェビナー、クラウド録画のパスワード強化機能(Zoom)

まとめ

Zoomウェビナーは機能、コスト、信頼性の面で優れているウェビナーツールです。大企業だけではなく、中小企業や個人も利用できるプライスプランが人気を集めています。参加者10,000人までのウェビナーならオンラインで利用申込みができる気軽さもいいですね。

Zoomウェビナーは企業セミナーの他に、研修、説明会、講演会、講義、フィットネスプログラムでも活用できます。ウェビナーは対面セミナーよりも低コストで開催できるので、まだ開催したことのない方はZoomウェビナーで試してみてはいかがでしょうか?

「ウェビナー開催は初めてで不安…」という場合は、ウェビナー運営代行にサポートを依頼すると安心です。

Airz WebinarはZoomウェビナー特化のウェビナー運営代行サービスを提供しているので、Zoomウェビナー開催の際はぜひAirz Webinarにご相談ください!

ウェビナーコンサル支援先企業様の事例をお伝えいたします。

この記事を書いた人

宮崎 俊行

一橋大学 経済学部卒。新卒で楽天株式会社に入社し、楽天市場事業部にてECコンサルタント職に従事。その後、同グループのフランス拠点 PriceMinister S.A.Sへ海外赴任を経験。帰国後、株式会社DONUTSのジョブカン事業部でビジネスサイド統括責任者として活躍。2019年に株式会社Airzを設立し、代表取締役に就任。2020年コロナ禍によるウェビナー支援の重要性を強く感じ、ウェビナー代行・支援サービス『Airz Webinar』とハイブリッド配信支援サービス『Airz Hybrid』を開始。国際機関から省庁、東証プライム上場企業から中小企業まで300回以上の支援実績あり。

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