ウェビナーの集客方法と成功させるための3つのポイント
定期的にウェビナーを開催するようになったけれど、集客がうまくいかず、目標人数に達していないという課題を抱えている企業は少なくありません。今後、ますますウェビナーを通じたマーケティングが激化する中、どのような対策を講じればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?本ブログでは、ウェビナー集客の方法をおさらいしながら、最も効果的と言われているメールでの集客の改善ポイントや参加しやすいウェビナー設計についてご紹介します。
目次
ウェビナー集客方法
ウェビナー集客方法は大きく分けて4つあります。
1. メール
自社のメールマガジンを購読している会員や見込み顧客へ一斉に告知する方法です。すでに接点があり、会社やサービスについて興味を持っている層のため、ウェビナーへ参加してくれる可能性が比較的高い集団と言えます。そのため、より多くの参加者を集められるように、メールのタイトルや本文の工夫が必要です。全てのメールマガジン会員に同じタイトル、本文でウェビナー告知を送るのではなく、会員属性や興味関心度合いに最適化させたタイトル、本文で送るといいでしょう。
2. SNS
Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSの自社アカウントでもウェビナー集客が可能です。SNSでのウェビナー集客を成功させるためには、自社アカウントで情報発信を日常的に行っており、ある程度フォロワーがいる状態になっている必要があります。フォロワーが少ない場合、Facebookではターゲットが参加していそうなコミュニティに投稿したり、Twitterではハッシュタグをうまく活用して拡散を狙ったりすることができます。
3. オンライン広告
バナー広告、SNS広告、リスティング広告、メルマガ広告など、様々なオンライン広告でウェビナーを告知できます。バナー広告、SNS広告、リスティング広告はウェビナーのテーマに興味関心を持っていそうな属性へ配信することができるので、効果的に広範囲の人々へ告知することができます。また、メルマガ広告では、有名媒体のメルマガにウェビナーの告知文を載せてもらう方法で、何万人もの媒体読者へ一度に情報を届けることができます。
4. ウェビナー掲載サイト
ウェビナー開催が盛んになったことで、ウェビナー掲載サイトが増えています。無料で掲載できるプランから有料の集客サポートがあるプランまで、サイトによって掲載方法が異なります。 最近はビジネス向けのウェビナー情報をまとめている掲載サイトもあるので、自社のウェビナーテーマとマッチしている掲載サイトがあれば活用してみるといいでしょう。
ウェビナー告知ができる無料集客サイト5選を紹介します!
効果的な集客方法はメール
GoToWebinarの調査によると、参加者の57%がメールから申し込んでいることが分かりました。申込率はSNS(15%)、ウェブサイト・ブログ(14%)、メルマガ(8%)と続きます。ここで注目したいのは、メルマガではほとんど集客できていない点です。同じメールでも、ウェビナー集客はメルマガ内ではなく告知専用のメールを単独で配信した方が効果的であることが分かりました。また、ON24はメールを送る曜日によって下記のように申込率に違いがあったと発表しています。
曜日別申込率
平日では火曜、水曜、木曜が多く、週初めや週終わりの月曜、金曜は少ない傾向にあります。
曜日 | 申込率 |
---|---|
月曜日 | 16% |
火曜日 | 22% |
水曜日 | 23% |
木曜日 | 22% |
金曜日 | 12% |
土曜日/日曜 | 5% |
申し込みタイミング
ウェビナーに申し込むタイミングとしては1週間前が一番多く、次に8日〜14日前が多いようです。そのため、ウェビナー告知は1ヶ月前くらいから徐々に頻度を上げていくと集客につながると考えられます。
タイミング | 申込率 |
---|---|
当日 | 11% |
1週間前 | 35% |
8〜14日前 | 26% |
15日以上前 | 28% |
メールの内容を工夫する
ウェビナーの告知メールでは、参加することでどのような情報や知識が得られるのか、参加するメリット、登壇者のプロフィール、参加者限定の特典など、ターゲットの興味を引く内容を記載すると集客率がアップします。さらに、定期開催しているウェビナーの場合は過去の参加者の声も紹介するといいでしょう。
また、ウェビナーを拡散してもらう工夫として、「関連部門の方もぜひお誘い合わせの上、ご参加ください!」という1文を添える方法があります。この1文があることで、メールを受信した本人が参加できなくても、先輩や同僚、部下の参加を促すことが可能です。
ウェビナー集客を成功させる3つのポイント
冒頭でご紹介したウェビナー集客方法を活用して、ターゲットへ適切に告知することも重要ですが、そもそもウェビナー自体が参加しやすいものでなければ、なかなか集客人数は改善されません。ここでは、ウェビナー集客を成功させるコツとして、参加しやすい開催日時や参加を促進する企画についてご紹介します。
1. ウェビナーに参加しやすい曜日
2020年に2万件以上のウェビナーを対象に実施したアメリカの配信サービスON24の調査結果によると、ビジネスマンにとってウェビナーに参加しやすい曜日は火曜・水曜・木曜であることが分かりました。その中でも最も参加しやすい曜日は木曜日で、最も参加しにくい曜日は土曜日と日曜日、平日は金曜日という結果でした。
これは会場型セミナーとほぼ同様の結果です。1週間を通しての仕事の波はリモートワークになってもあまり大きな変化はなかったということが分かります。そのため、ビジネス向けのウェビナー主催者は、水曜日や木曜日に設定するといいでしょう。
2. ウェビナーに参加しやすい時間帯
ウェビナーツールプロバイダーのGoToWebinarの調査結果では、ウェビナーに参加しやすい時間は10時〜12時の時間帯であることが分かりました。
12時以降になると昼食や休憩時間と重なって集客しにくい結果となりました。また、同社はウェビナーの所要時間は1時間を推奨しており、それ以上短いと「短すぎて参加する価値のないウェビナー」と思われてしまうリスクがあると発表しています。
3. ウェビナー参加を促進する企画
主催者がウェビナーを開催する目的を持っているのと同様に、参加者にもウェビナーに参加する目的があります。多くの場合、参加目的は課題解決のための情報収集なので、ウェビナーでどのような情報が得られるのかをはっきりと告知段階で知らせることができるかが重要です。また、参加特典として「ウェビナー資料の配布」、「特別割引の適用」、「無料トライアルのご案内」などを用意することで、参加人数の向上を図れます。
ウェビナー運営代行サービス活用する
ウェビナー集客はただメールを送ったり、広告を配信したりするだけではうまくいきません。タイトルや本文、タイミング、配信先の設定など、細かい配慮と工夫が必要です。また、ウェビナー自体が参加しやすくなっているか、企画が魅力的であるかも集客結果に影響を与えます。しかし、日頃からウェビナーの最新トレンドや競合の開催状況などを調査分析するのはとても労力がかかります。
そんな中、ウェビナーの企画、集客、運営をサポートする、ウェビナー運営代行サービスの活用が注目されています。主催者の課題をヒアリングした上でサポートするため、目的に合ったウェビナー企画と集客を実現できます。「Airz Webinar」では、これまでのウェビナー開催実績から集めた様々なデータを活用しながら、貴社に合った企画や集客プランを提案します。ウェビナー集客にお困りの際は「Airz Webinar」のウェビナーコンサルへご相談ください。