【就活】オンラインWeb面接のコツや対策について徹底解説いたします!

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コロナ禍になってから就職活動のスタイルが大きく変化しましたが、その中でも最も以前と変わった点はやはり面接の開催方法でしょう。 対面での面接からZoomやGooglemeetなどのオンラインツールを用いて人事との面接を自宅や大学で行う事が主流になっている今、 「初めてのオンラインWeb面接、どう対策すればよいかわからない」 「オンラインWeb面接のコツとかないの、他の就活生と差を付けられる部分ってあるの?」 といった悩みを持った就活生は非常に多いことかと思います。 そこでこの記事では、Zoomウェビナーやミーティングなどでの自身の見え方やプレゼン、コンサルティングをサービスとしている私たちが、”オンラインWeb面接でのコツや対策、どのような人が好印象に見えるか”などの就活生の疑問に回答させて頂きます!

目次

オンラインWeb面接のコツその①:事前準備10点!

ここでは、オンラインWeb面接を行う際に準備しておきたい10点のコツについて紹介いたします! こちら10点を準備した状態で面接を迎えることで、ストレスなく自身の実力を面接官に対して発揮できる環境を作れるため、是非参考にして下さい!

①オンライン面接で使用するツールを把握、場合によってダウンロードしておく

現在のオンライン面接ではZoomやGoogleMeetなどが主流となっているため、普段大学の授業や会議などで上記のツールを使っている場合には問題なく使用出来ると思います。 しかし、企業によってはZoomやGoogleMeet以外のツールを使用する企業も存在します。 PCやスマートフォンのスペックにも依存しますが、一つのオンラインツールをダウンロードするのには少なくとも5分以上はかかってしまうため、面接先から届いているメールなどからあらかじめ使用するソフトを把握して、持っていないツールだった場合はダウンロードしておく事が重要になってきます。 あらかじめダウンロード出来ていないと、本番前に急いでダウンロードする事になってしまい、後述のマナーや対策、場合によっては面接自体に遅れてしまうことも十分あり得るため、非常に大切なポイントです。

②オンライン面接で使用するツールの基本的な使い方を確認しておく

こちらは先程の①に付随する部分なのですが、オンライン面接前にZoomやGoogleMeetを始めとしたオンラインツールの基本的な使い方について確認しておく事が必要です。 基本的な使い方がわからないと面接開始時にカメラやマイクがオフになってしまっている時や大学などの授業で名前を変更してしまっている時に、迅速に対応出来ずに面接官の心象や面接自体の流れを悪くしてしまう要因になってしまいます。 仮に迅速に対応できたとしても、こういった部分で緊張してしまう事もあるため本来の100%の実力を出せなくなってしまう……なんて事も十分にあり得るため、オンライン面接で使用するツールの基本的な使い方についてはしっかり理解しておきましょう。

③通信環境の確認

次に、面接を行う際に使用するwifiを始めとした通信環境の確認です。 いかに使用する機器が優秀なものでも、使用している回線自体が遅かった場合、オンライン面接中に相手側に音声が届かなくなる、映像が固まってしまうなどの事態が起きてしまうため、十分な回線速度の確保はある意味オンライン面接で最も重要な事前準備です。 回線速度の目安として、オンライン面接ツールの代表例のZoomが公式で約1~2Mbps程度の通信速度を推奨しておりますが、今まで数多くのZoomウェビナーやミーティングを開催してきた私達からすると、円滑にオンラインWeb面接を行う上で、少なくとも10Mbpsは必要だと考えています。 以下に面接自体や質問への事前準備が出来ていたとしても、回線自体で面接がままならなくなる可能性も存在するため、事前に自身の通信環境の確認は行っておきましょう。 インターネット回線の速度はこちらのfast.comを使用することで現在の通信環境の数値を把握することが出来ます。 仮に現在の通信環境がZoomの推奨を下回っている、また回線に不安があるが面接までに時間がないといった場合は、周辺の大学やネットカフェを始めとした十分な速度の回線を使用できる場所でオンライン面接を行うことをおすすめします。

④マイクやイヤホン、カメラの設定・確認

次に、自身がオンライン面接で使用するマイクやイヤホン、カメラなどの設定・確認です。 普段、イヤホンやマイクを使用していない人がオンライン面接で突然使用する際、使用するパソコンやスマートフォンの設定を完了しておらず、本番でイヤホンやマイクを使用できずに結局スピーカーで面接をしてしまう……といった事態が起きてしまう事があります。 また、パソコンやスマートフォンによっては使用するカメラの設定次第で内カメラではなく外カメラでZoomを始めてしまう事があるため、オンラインWeb面接本番でこういったハプニングが起きてしまう事の無いように本番前に確認しておきましょう。

⑤スマホやパソコンの通知を切っておく

意外と見落としがちなのが、”スマートフォンやパソコンの通知を切る”という事です。 例として、パソコンでLINEを行っている場合、来たメッセージや電話などの通知がパソコンに来てしまうため、面接までに通知を切っていないと、本番中に通知やLINE電話が来て面接の雰囲気を一気に壊しかねません。 また、パソコンでオンラインWeb面接を行う場合でも、スマートフォンの通知音やバイブレーション機能は切っておく方が大変賢明です。 面接以外の要素で面接に落ちてしまった……なんて後悔が起こることが無いようにしっかりと機器の通知は切っておきましょう。

⑥面接を行う環境が明るいか、また騒がしくないかを確認

そして6点目の準備として挙げられるのが、面接を行う環境の”明るさ・環境音”に関してのチェックです。 オンラインWeb面接を行う際にこの明るさと周囲の環境音は非常に重要です。 部屋自体の明るさや自身の顔の写りが暗いと、面接官に自身の顔が綺麗に見えないため、本来よりも悪い印象を抱かれがちになってしまいます。 また、明るさに問題がなかったとしても、周囲の環境音が騒々しい場所では面接を行わないようにしましょう。 環境音がする場所で面接を行ってしまうと、宜しくない理由として大きく2点存在します。 ①自身が面接に集中できないため本来のパフォーマンスを発揮できない可能性がある ②面接官が音を気にしてしまい、場合によっては音を指摘されて、そもそもの面接の流れが中断されてしまう可能性がある こういった事で後悔しないように、面接を行う場所の明るさと環境音に関しては十分配慮して面接を行って下さい! また、どうしても面接を行う場所の明るさを確保できない場合は、リングライトなどを使い、自身の顔や体を明るく照らすようにする事などが対策として考えられます。

⑦面接を行う場所の背景の確認

また、面接を行う場所の明るさや環境音に配慮することに加え、なるべく自身の背景に物を写りこませないようにしましょう。 自身の背景に洗濯物や本を始めとした物を置いてしまうと、面接官の気がそちらにそれてしまう可能性があります。 あなた自身にしっかりと面接官が集中してくれるように、背景には物を置かず、壁やカーテンなどを背景にした状態で面接を行いましょう!

⑧自身の身だしなみに問題はないか

次に、自身の身だしなみを整えておく事です。 オンラインWeb面接になった事により、面接官は就活生の全身ではなく、画面に写っている就活生の髪や顔を始めとした上半身のみで就活生の雰囲気や態度を判断する必要が生じました。 つまり、オンラインWeb面接では、本来の面接以上に就活生の顔や髪の身だしなみを整える必要があるという事になります。 そのため、ひげや髪はもちろん、ネクタイの付け方などの身だしなみには十分気を使った状態で面接を迎えられるようにしましょう!

⑨手元にメモ帳を準備しておく

9点目は、”手元にメモ帳を準備しておく事”です。 面接の際、対応している人事の方に待遇や就業規則、今後の面接自体の流れなどを説明される事があると思います。 その際に忘れる事の無いように、かつスムーズに対応できるようにあらかじめ手元にメモ帳を置いておくのが非常に便利です。 なお、メモを取る際には、事前に面接官の方からメモを取っていいかどうかの確認を取った上でメモを取るようにしましょう。

⑩もしもの時のために面接先の企業の連絡先をメモしておく

事前に準備しておく必要がある10点目の項目として、”面接先の企業の連絡先をメモしていく”事が挙げられます。 面接会場先に到着すれば確実に面接が受けられる対面での面接とは異なり、オンラインWeb面接では色々なハプニングが発生して面接を受けられなくなってしまう事も十分にあり得ます。 充電が切れる、面接に使うソフトの故障、停電によるwifiの故障など、オンラインWeb面接では様々な問題が発生する可能性があります。 上記のような出来事が起こった際、焦らずに面接先の企業に連絡できるように、事前に面接先の企業の連絡先をメモしておきましょう!

オンラインWeb面接のコツその②:当日に行っておきたいマナー4点!

次に、オンラインWeb面接当日に行っておきたいマナー4点を紹介いたします! この4点を行っておくことで、面接時の印象を格段に良くする事が出来たり、また面接での万が一のハプニングを防ぐことが出来るため、こちらも是非参考にして下さい!

①面接開始5分前に面接会場に入室しておく

1点目は、”面接開始5分前までには面接を行う場所に入室しておく事”です! オンラインWeb面接で難しい問題として、”いつ”面接会場に入室するか、という物があります。 オンラインWeb面接では、入室が早すぎても前の面接が終わっていなかったり、直前すぎると既に面接官が入室していたり……なんて事がオンラインWeb面接では多々発生します。 面接に遅刻さえしなければ勿論問題はありませんが、早すぎる入室、ぎりぎりの入室は面接官によっては心象を損ねてしまう事もあります。 実際に、5分前に入室した事で面接官と面接を始める時間前から軽いアイスブレイクを始められ、その後も落ち着いて面接を行う事が出来たケースも存在します。 そのため早すぎず、かつ遅すぎずもない”5分前”に入室を行うようにしましょう!

②カメラの位置を目線と同じ高さに合わしておく

2点目は、”カメラの位置を目線と同じ高さに合わせておく”事です! 普段パソコンやスマートフォンを見ている時、私たちは基本下向きでそれらの媒体を使用しています。 その際の目線のままオンラインWeb面接を行ってしまうと、面接官側には上から目線の貴方の姿が写ってしまいます。 面接官によっては、睨まれている、見下されていると感じてしまう人もいる可能性があるため、オンラインWeb面接を行う際には、基本的に自身の目線と同じ高さにカメラが来るように工夫しましょう!

③対面での面接より笑顔や手振りを豊かにする

次に、”対面での面接よりも笑顔や手振りを豊かにする”事です! オンラインWeb面接ではパソコンやスマートフォンのカメラの関係上、自身の上半身のみを面接官に見せることになります。 したがって、通常の面接よりも自身の顔の表情に注目される傾向があるため、オンラインWeb面接では笑顔や手振りといった自身を表現する部分を普段よりも多めに行って下さい!

④面接で使う機器(スマホやパソコン)の充電の確認、充電器との接続

最後に、面接で使うスマートフォンやパソコンといった機器に充電がしっかりと入っているか、また充電器としっかり接続されているかの確認を行って下さい! ZoomやGoogleMeetといったオンラインツールは、普段の使用よりもバッテリーを多く消費しがちなため、充電が十分でない状態だと、面接中に充電が切れてしまう事もあり得ます。 そのため、オンラインWeb面接を行う際には、あらかじめ充電の確認と充電器の接続をしっかり行った上で面接を行うようにしましょう!

オンラインWeb面接のコツその③:こういった就活生が好印象!ポイント3選!

最後に、オンラインWeb面接のコツ3つ目として、面接官が好印象を抱く傾向のある就活生のポイント3選を紹介いたします!

①カメラをしっかり向いて発言している就活生

1点目は、”カメラをしっかりと向いて発言している”事です。 オンライン面接で面接官と”目線”を合わせる際には、自身のカメラに目線を向ける必要があります。 よくありがちなオンラインWeb面接のミスとして、カメラではなく画面に写っている面接官を見てしまう事があります。 就活生からすれば面接官の目を見て話しているわけなので、なんら不思議でもないように思えますが、実際のオンラインWeb面接では相手の目線よりも下を向いて話してしまっている事になります。 そうならないように、前述したマナーと同じようにカメラの目線をあらかじめ自身の目線と同じ高さにして、なるべく自然にカメラを向いて発言出来るように工夫しておきましょう!

②笑顔が多く、明るい印象をオンライン上でも感じ取る事の出来る就活生

2点目は、”笑顔が多く、明るい印象をオンライン上でも感じ取れる”事です。 オンラインWeb面接では本来の面接よりも顔の表情に注目されます。 また、対面の面接では身振り手振りをもって表現できていた部分がカメラの画角の関係で面接官に見えなくなった分、自身の表情をより豊かに見せる必要があります。 また、オンラインWeb面接という慣れていない環境下では思ったよりも上手に表情を見せる事が出来ていない事もあるため、自身が思っているよりも少し多めくらいの笑顔や口角の上げ方を心がけるようにしましょう!

③結論ベースから話すなど、簡潔に物事を説明できる就活生

3点目は、”簡潔に物事を説明できる就活生”です! 通常の面接と異なるオンラインWeb面接では、相手の部屋の明るさや環境音、周囲に置かれている物や通知の音など、多くの事で気が散りがちです。 そのためただでさえ気が散りやすい傾向のあるオンラインWeb面接では、対面の面接よりも簡潔に物事を説明する必要があります。 そのため、オンラインWeb面接では、いつも以上に結論ベースで説明することを意識して面接に取り組んで下さい!

まとめ

いかがでしたか? 本来の対面面接と異なり、オンラインWeb面接では準備からマナーを含め、あらゆる対策が必要な事を把握して頂けたでしょうか? これらの準備やマナーは一見些細に見えるかもしれないですし、一つ一つは実際細かいことかもしれませんが、これらを全てしっかりと準備、対策しておく事で他の就活生とは面接の前段階で既に一線を画す事が出来ます。 就活ではこうした小さな事をコツコツと積める事の出来る人が最終的には良い結果を出せる傾向があります。 今回の記事を参考にして、是非オンラインWeb面接を成功に導いて下さい!!
また、Web適性検査の対策・練習方法を知りたい場合は、ココシロインターンのコラムも参考にしてみてください。

この記事を書いた人

宮崎 俊行

一橋大学 経済学部卒。新卒で楽天株式会社に入社し、楽天市場事業部にてECコンサルタント職に従事。その後、同グループのフランス拠点 PriceMinister S.A.Sへ海外赴任を経験。帰国後、株式会社DONUTSのジョブカン事業部でビジネスサイド統括責任者として活躍。2019年に株式会社Airzを設立し、代表取締役に就任。2020年コロナ禍によるウェビナー支援の重要性を強く感じ、ウェビナー代行・支援サービス『Airz Webinar』とハイブリッド配信支援サービス『Airz Hybrid』を開始。国際機関から省庁、東証プライム上場企業から中小企業まで300回以上の支援実績あり。

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