オープンキャンパスや保護者会をオンライン開催するには?事例やZoom活用のメリットを紹介

ビジネスだけではなく、教育現場でもオンライン化が進んでいます。しかし、日常的にパソコンで資料を作ったり、オンライン会議したりする機会が少ない先生にとって、オンラインでの授業や説明会はストレスになってしまっているのではないでしょうか?本ブログでは、教育現場でオンライン化が進んでいる背景から、大学や小学校のオープンキャンパスや保護者会のオンライン開催事例、おすすめの配信ツールZoomについてご紹介します。

教育現場でオンライン化が進んでいる背景

新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言に伴い、多くの学校がオンライン授業を開始しました。2021年からはワクチン接種が進み、同年10月のJSコーポレーションの発表によると日本人のワクチン接種率は64.63%で、厚生労働省が発表している新規陽性者数の推移では、9月末頃から1日あたりの感染者数が少なくなってきてるものの、ソーシャルディスタンスを保ち、混雑を避けながらの生活は続いています。 また、2021年3月に文部科学省が全国の国公私立大学(短期大学を含む)及び高等専門学校を対象に実施した授業の実施方針に関する調査では、63.6%の学校が対面と遠隔授業の併用を考えていると回答しており、今後しばらくはこのような状況が続くと考えられます。 そのため、在学生以外を招く学校説明会やオープンキャンパス、保護者の集まり、OBOG会などは、感染リスクを鑑みて、今後もオンラインで実施することとなるでしょう。

オープンキャンパスや説明会、保護者会をオンラインで実施するメリット

外部の学生や保護者、卒業生を対象とした集まりをオンラインで実施するメリットは3つあります。

1. 感染リスクがない

参加者が同じ場所に集まらないため、参加者同士の感染リスクがありません。学校側も不特定多数が来校した後の掃除や消毒をする必要がなくなるため、感染対策活動が原因の感染の心配もありません。

2. どこからでも参加できる

オンラインの集まりはインターネット環境とパソコンやスマホなどのデバイスがあれば、どこからでも参加できます。そのため、小さな子どもやがいる方も保護者会や説明会に参加しやすくなります。また、居住地域以外のオープンキャンパスにも気軽に参加でき、受験生は情報収集の幅が広がります。

3. オンデマンド配信ができる

オンラインなら、ライブ配信だけでなく録画した動画をオンデマンド配信することも可能です。そのため、やむを得ず参加できなかった方にも必要な情報を正確に届けられます。また、受験生向けの説明会などであれば、動画をプロモーションコンテンツとして使えるため、大学や学校の魅力を発信しやすくなります。

オープンキャンパスや保護者会のオンライン開催事例

それでは、大学や小学校が取り組んでいるオンラインオープンキャンパスや保護者会の事例をご紹介します。完全にオンラインで開催しているところもあれば、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型で開催しているところもあります。

早稲田大学

早稲田大学では東京都の緊急事態宣言に伴い、全てのキャンパスで来校型のオープンキャンパスを中止しました。一方で、早稲田大学の「大学体験WEBサイト」では、オンデマンド型のオープンキャンパスと事前予約制のリアルタイム配信のオープンキャンパスを実施。また、早稲田大学体験WEBサイトのYouTubeチャンネルでは、講義やキャンパスの様子が分かる動画が投稿されています。 ・早稲田大学 大学体験WEBサイト:https://www.waseda.jp/taiken-waseda/

慶應義塾大学

慶應義塾大学では、湘南藤沢キャンパス以外のオープンキャンパスを中止しました。その代わり、入試説明、学部紹介、模擬講義などの動画をウェブサイトで公開しています。また、キャンパスによっては事前予約制で見学の申し込みを受付けています(2021年10月現在)。総合政策学部、環境情報学部がある湘南藤沢キャンパスでは「SFCハイブリッドオープンキャンパス2021」が開催され、ライブ配信やオンデマンド配信で模擬授業などを公開したほか、事前予約制でキャンパスの自由散策、デジタルスタンプラリーが実施されました。 ・SFCハイブリッドオープンキャンパス2021:https://www.opencampus.sfc.keio.ac.jp/

調布市立第三小学校

2020年からいち早く保護者会のオンライン化を実現した公立の小学校です。休校中の子どもたちの心のケアや学習などについて学校側から積極的に情報共有や発信をすることで、保護者の不安を緩和させました。コロナ以前の保護者会をオンラインで実施するだけではなく、不安を少しでも解消することを目的として開催されていた点が評価された取り組みでした。 ・出典 調布経済新聞:https://chofu.keizai.biz/photoflash/2748/

学校説明会や保護者会でZoomを活用するメリット

オープンキャンパスなどの学校説明会、保護者会など在学生以外を対象とした集まりには、ZoomミーティングやZoomウェビナーが配信ツールとしておすすめです。Zoomはビジネスやオンラインスクールなどで幅広く活用されており、パソコン初心者や苦手な方でも簡単に操作できるように設計されています。そのため、個々のITリテラシーがわからない、バラつきがあるようなオンラインイベントに最適なツールです。Zoomはパソコンだけではなく、スマートフォン、タブレットでも利用できます。 また、通信品質の良さもZoomを活用するメリットのひとつ。Zoomは通信にTLS(256ビット)を使用しており、独自の高データ圧縮技術を持っています。他のサービスと比較して、10分の1程度の通信量で通信でき、4Gなどモバイル回線でも問題なく視聴できます。

Airz Webinarはオンライン説明会の内製化までサポート

説明会や学校行事のオンライン化にあたり、不安な点として配信ツールや機材の準備・セットアップ、説明会進行中のパソコン操作ではないでしょうか?教室や講堂に参加者を集めて話すときと異なり、資料をパソコン画面で投影、共有したり、参加者の顔を画面越しで伺いながら進行する必要があります。説明会によっては出欠管理、パソコン操作が苦手な参加者へのフォローなど、対面のときは必要なかった対応も求められるでしょう。そのため、本来説明会で伝えるべきこと、議論すべきことに集中できなくなる可能性があります。そうなってしまっては本末転倒です。 そこで注目されているのが、オンライン説明会の準備と当日の運営面をすべて任せられる、運営代行サービスです。運営代行サービスは一見、企業向けの支援サービスと思われがちですが、実際は学校や団体向けの支援も実施しています。AirzWebinarでは、準備や運営のサポートだけではなく、オンライン説明会を先生方が内製できるようになるための支援プランも用意しています。そのため、独学でオンライン化を目指すよりも、ストレスなく、効率的に進めることができます。 今後も教育現場のオンライン活用は続きます。すでにオンライン化を実現できている場合でも、もっと参加者と交流できる場にしたい、運営面を効率化したい、説明会用のパワーポイント資料を作るのが大変など、目標や課題がある方は、ぜひお気軽にAirzWebinarへご相談ください。

この記事を書いた人

宮崎 俊行

一橋大学 経済学部卒。新卒で楽天株式会社に入社し、楽天市場事業部にてECコンサルタント職に従事。その後、同グループのフランス拠点 PriceMinister S.A.Sへ海外赴任を経験。帰国後、株式会社DONUTSのジョブカン事業部でビジネスサイド統括責任者として活躍。2019年に株式会社Airzを設立し、代表取締役に就任。2020年コロナ禍によるウェビナー支援の重要性を強く感じ、ウェビナー代行・支援サービス『Airz Webinar』とハイブリッド配信支援サービス『Airz Hybrid』を開始。国際機関から省庁、東証プライム上場企業から中小企業まで300回以上の支援実績あり。

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