東京でハイブリッド配信を行うメリットとは?おすすめの配信業者も紹介!

ハイブリッド配信は、リアル会場とオンライン配信を組み合わせた新しいイベント形式です。今やスタンダードになりつつあり、活用する企業や団体は増加傾向にあります。ビジネスや情報発信の中心地である東京での開催を検討する際、「どの業者に依頼すれば良いか」「失敗しないためにはどうすれば?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
この記事では、東京でハイブリッド配信を行うメリットから、信頼できる業者選びの具体的なポイントなどについて解説します。東京でハイブリッド配信を成功させたい方は最後までご覧ください。
目次
ハイブリッド配信とは?リアルとオンラインの融合

近年、イベントの開催形式として「ハイブリッド配信」という言葉を耳にする機会が増えました。この形式は、実際の会場でのイベント開催(リアル)と、インターネットを通じたオンライン配信を同時に行う形式です。会場にいる参加者はその場で臨場感を楽しみつつ、遠方にいる方や会場に来られない方は、PCやスマートフォンを通じてオンラインでイベントに参加できます。
ハイブリッド配信が注目される背景には、インターネット環境の向上や配信技術の進化はもちろん、私たちの働き方やライフスタイルの変化が影響しています。場所に縛られずに参加できる柔軟性や、多くの人に情報を届けられる効率性が評価され、セミナー、講演会、企業イベントなど、さまざまなシーンで活用が広がっています。
なお、ハイブリッド配信については以下の記事で詳しく解説しています。こちらもご覧ください。
ハイブリッド配信とは|配信方法・必要な機材・メリットについて詳しく解説
東京でハイブリッド配信を行うメリット

ここでは東京でハイブリッド配信を行うメリットについて、以下の3つの視点で解説します。
- ・参加者の拡大と機会均等
- ・多様なニーズへの柔軟な対応
- ・イベントコンテンツの資産化
順番に見ていきましょう。
メリット1:参加者の拡大と機会均等
ハイブリッド配信の最大のメリットは、参加者の地理的な制約を取り払える点にあります。東京で開催されるイベントであっても、地方や海外にお住まいの方、あるいは移動が困難な方でも気軽に参加できます。従来はアプローチできなかった層にも情報を届けられ、イベントのリーチを大幅に拡大できるのです。
単に参加者数が増えるだけでなく、「機会均等」の実現にもつながります。会場への移動時間や交通費、宿泊費などがネックで参加を諦めていた方でも、オンラインであれば参加のハードルがぐっと下がります。子育て中の方や介護をされている方、身体的な理由で外出が難しい方なども、自宅から安心して参加可能です。
多様なバックグラウンドを持つ人々にとって、学びや交流の機会を広げる上で非常に重要です。イベントの価値向上や、より幅広い意見交換の促進ももたらします。
メリット2:多様なニーズへの柔軟な対応
参加者はイベントに対して、さまざまな参加スタイルやニーズを持っています。「現地の熱気を感じたい」「直接質問したい」という方もいれば、「移動時間を節約したい」「自分のペースで視聴したい」という方もいるでしょう。ハイブリッド配信であれば、リアル参加とオンライン参加という選択肢が提供できるため、多様なニーズに柔軟に対応できます。
東京でのネットワーキングを重視する参加者はリアル会場へ、コンテンツ視聴が主目的であればオンラインへ、といった選択も可能です。急な予定変更や体調不良などで会場に行けなくなった場合でも、オンライン参加に切り替えるといった柔軟な対応も可能となります。参加者一人ひとりの状況や希望に合わせた参加方法が提供できるため、イベント全体の満足度向上をもたらします。
メリット3:イベントコンテンツの資産化
ハイブリッド配信では、イベントを映像として記録・配信するため、コンテンツを後日活用できるというメリットがあります。リアル開催のみの場合と異なり、ハイブリッド配信であれば、録画した映像をオンデマンド配信したり、編集してダイジェスト動画を作成したり、研修資料として再利用したりと二次利用が可能です。
東京でのイベントに参加できなかった方に向けて有料でアーカイブ配信を行ったり、イベントのハイライト動画をSNSで発信して次回の集客につなげる手法にも利用可能です。社内イベントであれば、新入社員向けの研修コンテンツとして活用したり、議事録代わりに保管したりすることも有効でしょう。
一度のイベントで制作したコンテンツをさまざまな形で活用できるため、イベント開催の費用対効果を高め、情報をより広く、長く届けられます。
【失敗しない】東京のハイブリッド配信業者の選び方

自社だけでハイブリッド配信が難しい場合、配信業者に依頼する必要があります。東京での業者選びで失敗を避けるには以下の5点について気を付けましょう。
- ・実績・事例で得意分野を確認する
- ・企画から運営まで対応範囲を確認する
- ・サポート体制とレスポンスを確認する
- ・料金体系と見積もりの透明性を確認する
- ・コミュニケーションの相性を確認する
実績・事例で得意分野を確認する
ハイブリッド配信業者を選ぶ上で、確認したいのが過去の実績や具体的な事例です。多くの業者はウェブサイトなどで実績を公開していますので、どのような規模や種類のイベントを手がけてきたのかを確認しましょう。
とくに注目したいのは、自分たちが開催したいイベントと類似した実績があるかどうかです。東京には数多くの配信業者が存在するので、実績を確認してその業者が持つノウハウや技術レベル、得意な領域を把握しましょう。可能であれば、ヒアリングしてみるのもいいでしょう。自分たちのイベントの目的や要件に合致した実績を持つ業者を選び、成功への一歩を踏み出しましょう。
企画から運営まで対応範囲を確認する
配信技術だけでなく、イベント全体の企画や当日の運営までこなせるかも重要です。業者によって、どこまでサポートしてくれるかの範囲は大きく異なるからです。
自分たちの社内リソースやノウハウがどの程度あるかを踏まえた上で、業者にどこまでの業務を依頼したいのかを明確にしましょう。「企画やコンテンツ制作は自社で行い、配信技術の部分だけを任せたい」のか、「企画段階からプロの視点でアドバイスをもらい、当日の運営まで丸ごとお願いしたい」のかによって、選ぶべき業者は変わってきます。
特に東京での開催の場合、会場の手配や連携なども含めてサポートしてくれる業者だと、よりスムーズに準備を進められるでしょう。
サポート体制とレスポンスを確認する
予期せぬトラブルが発生する可能性のあるハイブリッド配信に対して、万が一の際のサポート体制が整っているかどうかは重要です。配信中のトラブルに迅速に対応してくれる技術スタッフが常駐しているか、問い合わせ窓口はすぐに繋がるか、対応時間はどうなっているかなどを確認しましょう。
また、契約前から契約後、そしてイベント当日に至るまでのコミュニケーションの質やレスポンスの速さも重要です。質問に対する回答が的確で早いか、丁寧に対応してくれるか、担当者との相性は良いかなど、実際にやり取りをする中で見極めていきましょう。
安心してイベント当日を迎えるためにも、信頼できるサポート体制と、円滑なコミュニケーションが期待できる業者を選んでください。
料金体系と見積もりの透明性を確認する
ハイブリッド配信の費用は、依頼する業務範囲や機材の種類や数、スタッフの人数、イベントの時間など、さまざまな要因によって変動します。業者を選ぶ際には、料金体系が明確で、見積もりの内訳が詳細に記載されているかを必ず確認しましょう。
基本料金に含まれるサービス内容と、オプション料金となるサービス内容を明確に区別しておくことも重要です。後から追加費用が発生して予算オーバーにならないよう、事前にしっかりと確認しておく必要があります。不明な点があれば、遠慮なく質問し、納得できるまで説明を求めましょう。
コミュニケーションの相性を確認する
意外と見落としがちなのが担当者とのコミュニケーションの相性です。ハイブリッド配信の準備は、業者と密に連携を取りながら進めていく必要があります。こちらの要望を正確に理解し、意図を汲み取ってくれるか、専門用語ばかりでなく分かりやすく説明してくれるか、提案力があるかなど、スムーズに意思疎通ができる相手かどうかは非常に重要です。
契約前に複数回の打ち合わせを行い、担当者の人柄や対応の仕方を確認し、「この人となら安心して任せられる」と思える業者を選ぶことをお勧めします。最終的には人と人との仕事ですので、信頼関係を築けるパートナーを見つけることが、プロジェクト成功の鍵となります。
東京でおすすめのハイブリッド配信業者5選
ここでは東京でおすすめの配信業者を5社紹介します。
株式会社Airz

Airzは「安心安全なハイブリッド配信」をモットーとし、進行管理から機材手配、テクニカルリハーサル、アーカイブ納品まで包括的にサポートします。双方向音声の入念なチェック、高画質映像の環境構築、ロゴ・フレーム合成、バーチャルスタジオなどの演出面での配慮が充実している点が特長です。10名から3,000名規模のイベントに対応し、Zoom、Webex、YouTubeなど主要配信ツールをサポートしています。
企画設計から集客・運営、現場配置、機材手配まで一貫したサービスを提供し、低価格でのオンラインのみの開催にも対応しています。
株式会社Airz
住所:東京都港区東麻布3-8-2 麻布マルカビル4F
URL:https://webinar.airz.co.jp/hybrid/
株式会社オープンNEO

オープンNEOは85,000円からのハイブリッド配信サービスを提供し、現地会場とオンライン参加を統合したイベント運営をサポートします。Zoom、Webex、YouTube Live、Teams、Vimeoなど複数のプラットフォームに同時配信可能で、高画質(1920×1080 60P)の映像品質を実現しています。
専門的な機材(Roland、PowerPointHDMI連携)を駆使し、Q&A機能やスライド資料の共有など、インタラクティブな配信体験を創出します。遠方での配信業務も専門スタッフが同行し、全国でのサービス提供が特徴です。
株式会社オープンNEO
住所:東京都中央区銀座1丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス 2階
URL:https://www.open-neo.co.jp/
LIVE NEXT

LIVE NEXTは95,000円からのハイブリッド配信サービスを展開し、複数のプラットフォーム(Zoom、WebEX、YouTube Live、Teams、Vimeo)に同時配信が可能です。交通費が無料で、WebやPC向けに最適化された配信オプションを提供しており、コストパフォーマンスに優れています。
サービス利用に関する詳細なブローシャーをPDF形式で用意し、ユーザーの理解を促します。総会・講義・講演会などのライブ配信代行やパワーポイント表示機能など、多様なニーズに対応するサービス構成となっています。
LIVE NEXT
住所:東京都千代田区神田須田町1丁目7番8号 VORT秋葉原4 2F
URL:https://www.live-next.online/
PLAY STUDIO

PLAY STUDIOは105,000円からの多彩なライブ配信サポートを提供し、YouTube、Zoom、Vimeo、LIVEPARK STUDIOなど複数のプラットフォームへの同時配信を実現します。専門的な機材(カメラ、スイッチャー、エンコーダー)を駆使し、オンラインとオフラインを統合したハイブリッド環境を構築します。
音楽ライブ、スポーツ/格闘技、企業イベントなど幅広いジャンルの配信に対応し、シンプルな1カメプランから複数カメラによる本格的な配信まで、規模や目的に合わせたプランを提供可能です。
PLAY STUDIO
住所:東京都渋谷区南平台町16-28 Daiwa渋谷スクエア10階
イサオスタジオ

イサオスタジオは、ハイブリッド型配信を25万円〜、出張型配信を20万円〜、併設スタジオ利用配信を15万円〜で提供しています。Zoom、Webex、Teams、YouTube、Vimeoなど主要プラットフォームとの連携に強みがあり、Peplink機器のレンタルや接続テスト、運用サポートも充実しています。
複数回利用でお得なサービスも用意されており、安定した配信品質とサポート体制が特徴です。10時から18時の営業時間内でのサービス提供と、問い合わせ体制の整備により、ユーザーの不安を解消する配慮がなされています。
イサオスタジオ
住所:東京都千代田区鍛冶町二丁目5-4 CREA神田ビル41号
URL:https://www.isaostudio.jp/webinar-tokyo
東京でハイブリッド配信を成功するためのポイント

東京でハイブリッド配信を成功させるためのポイントを4つ紹介します。
- ・リアル会場とオンライン双方の参加者体験設計を行う
- ・入念な事前準備とリハーサルを実施する
- ・当日のトラブルシューティング体制を構築する
- ・参加者同士のインタラクティブ性を高める工夫をする
ハイブリッド配信を実施する前に理解して、イベントを成功に導いてください。
リアル会場とオンライン双方の参加者体験設計を行う
ハイブリッド配信を成功させる上で最も重要なのは、リアル会場の参加者とオンライン参加者、その両方の体験価値を最大化することです。どちらか一方に偏った設計では、もう一方の参加者の満足度が低下してしまいます。
司会者は常にオンライン参加者の存在を意識し、積極的に話を振ったり、オンラインからの質問やコメントを紹介したりすることが求められます。オンライン参加者向けの特別なコンテンツを用意したり、リアルとオンラインの参加者が交流できるような企画も効果的です。
入念な事前準備とリハーサルを実施する
リアルイベントの準備に加えて、配信機材のセッティング、ネットワーク環境の確認、配信プラットフォームの設定など、多くの技術的な要素が絡み合うため、事前の準備とリハーサルが極めて重要です。
本番で使用する会場で、実際に使用する機材を使ってリハーサルを行うことが理想的です。登壇者や司会者もリハーサルに参加し、全体の流れや時間配分、オンライン参加者とのコミュニケーション方法などを確認しておく必要もあります。
入念な準備とリハーサルがハイブリッド配信の成否を分けるといっても過言ではないのです。
当日のトラブルシューティング体制を構築する
どれだけ入念に準備をしても、イベント当日に予期せぬトラブルが発生する可能性はゼロではありません。不測の事態に備え、迅速に対応できる体制を構築しておく必要があります。
配信を担当する技術スタッフを必ず配置し、トラブル発生時にすぐに対応できるようにしておきます。トラブル発生時の対応手順を事前に明確にしておくのも重要です。リスクを想定し、事前に対策を講じておけば、安心してイベント本番に臨めます。
参加者同士のインタラクティブ性を高める工夫をする
リアル会場とオンライン参加者の一体感を醸成し、双方の満足度を高めるためには、参加者同士や登壇者とのインタラクティブ性(双方向性)を高める工夫が欠かせません。双方の参加者が主体的に関わる仕掛けを取り入れましょう。
チャット機能やQ&A機能、リアルタイム投票機能などの活用や、リアル会場の参加者とオンライン参加者が交流できるような企画も効果的です。参加者同士がつながる機会を提供できれば、イベント全体の熱量が高まり、より記憶に残る体験を創り出すことができるでしょう。
ハイブリッド配信にお困りならAirzにご相談ください
本記事では東京でのハイブリッド配信を検討されている方に向けて、メリットや失敗しない業者選びのポイント、そして成功のための秘訣までを解説しました。本記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひ貴社のイベントにハイブリッド配信を取り入れ、その効果を実感してみてください。
もし、自社だけでのハイブリッド配信が難しく、自社に合った配信業者が見つからない場合は、Airz Hybrid(エアーズ ハイブリッド)をご検討ください。オンライン配信からハイブリッド配信実施における企画からフォローまで一気通貫でサポートしているので、疑問や課題があれば、些細なことでも返答可能です。
対応可能ツール: Zoom、Cisco Webex、Vimeo、Microsoft Teamsなど
料金システム: ベーシックプラン(10万円) + オプション料金
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ハイブリッド配信のAirz:https://webinar.airz.co.jp/hybrid/