Zoomでのハイブリッド講演会・セミナー・イベントのやり方徹底解説

Zoomを駆使し、参加者を魅了する講演会やセミナーを開催するコツを徹底解説します。

Zoomを活用したハイブリッドイベント・講演会とは

近年、さまざまなイベントや講演会がオンラインで開かれるようになりました。特に Zoomは、その使いやすさから多くのビジネスや教育現場で採用されています。ハイブリッドイベント・講演会は、リアルな会場での開催と Zoomを通してのリモート参加を組み合わせた形式です。参加者は場所を問わずに、イベントや講演会に参加可能であり、主催者側もより広い範囲での情報提供が可能になります。ここでは、その前提知識について詳しくご案内いたします。

Zoomでのハイブリッド講演会を始める前に

ハイブリッドな講演会を実施するにあたり、まず重要なのが、利用するZoomのアカウントの種類です。無料のBasicアカウントから、より多くの機能を利用できる有料のProなどのアカウントまで、用途に合わせて選ぶ必要があります。また、会場のネットワーク環境の調査です。安定したインターネット接続は必須ですし、参加者の人数に応じた帯域幅の確保も計画に入れるべきです。さらに、リモート参加者へのハードウェア機器の情報共有も事前に行わなければなりません。これらの準備が事前に整っているかが、スムーズなイベント運営のカギを握っています。

Zoomのビデオ会議機能の基本的な使い方

Zoomのビデオ会議機能は幅広いですが、基本的にはミーティングのホストが会議を設定しそのリンクを共有します。参加者は、そのリンクをクリックするだけでカンタンに参加できるわけですが、画面共有やビデオのオン・オフ、マイクのミュート機能などの基本的な操作にも慣れておくことが重要です。また、進行役のトレーニングも不可欠で、ミーティング中に問題が発生した際には、迅速に対応できるよう準備しておく必要があります。

リモート参加者とのインタラクティブ性の向上方法

リモート参加者とのインタラクションを促進するには、ブレイクアウトルーム機能を活用することが効果的です。この機能を使えば、大規模なミーティングを小さなグループに分け、それぞれでディスカッションを行うことができます。アンケートや投票のシステムを取り入れることで、リアルタイムでの意見交換や意見集約が可能になり、参加者同士のコミュニケーションも活発になるでしょう。さらに、イベントの事業内容や目的に応じた企画やゲームを考案し、リモート参加者も積極的にイベントに参加できるよう工夫が求められます。

Zoomを活用したリモート参加者を惹きつけるコツ

リモート参加者を惹きつけるためには、Zoomをただの会議ツールとして使うのではなく、その特徴を生かすことが大切です。参加者が居眠りすることなく、画面越しにも関わらずどんどんと参加意欲を高めるコツがあります。まずは、画面を通しても分かりやすくエネルギッシュなプレゼンテーションを心掛けることが重要です。次に、定期的にインタラクティブなアクティビティを取り入れ、参加者の注意を引きつけることも有効です。さらに、Zoomの各種機能を駆使して参加者の体験を豊かにするのが一つのコツとなります。

Webセミナーを際立たせるカメラ機能の設定

Webセミナーでリモート参加者の注目を集めるためには、カメラ機能を適切に設定することが極めて重要です。画像のクリアさは、視聴者の集中力を左右し、セミナーの品質を印象付ける要素となります。まず、明るい環境での撮影を心掛け、背景の乱雑さを避けましょう。テレワークが増える中、バーチャル背景の利用も一つの手ですが、リアル感が求められる場合は控えめにするのが賢明でしょう。また、カメラの位置や角度も重要で、視線が参加者とほぼ水平になるように調整するとより一層、対面しているかのような近さを演出できます。美顔機能やフィルターの活用も効果的で、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

質疑応答を活発に進めるテクニック

質疑応答は、リモート参加者との双方向性を築く絶好の機会です。だからこそ、このセッションを活発に進めるテクニックが必要になります。参加者が気軽に質問できるよう、まずは質問を歓迎する雰囲気を作り出しましょう。また、Zoomの機能であるハンドレイズやポーリングを活用すると、参加者が積極的に関与するきっかけを作れます。さらに参加者同士で考えを出し合えるブレイクアウトルームを設けることで、質問の幅が増え、セッションの盛り上がりに繋がります。講演者側が答える際には、質問者の名前を呼んで直接対話するようにすると、より個人に対する配慮を感じさせることができ、親近感を高める効果が期待できます。

リモート参加者とのチャット機能の効果的な利用

リモートの参加者とのコミュニケーションで不可欠なのがチャット機能です。ポイントは、ただチャット機能を提供するだけではなく、いかに効果的に利用するかが重要になります。セミナーやイベントの進行と並行して、モデレーターが参加者からのチャットを適宜拾い上げて共有することで、参加者も積極的に意見を述べやすくなります。また、特定のセッションで予め質問を募集し、チャットを通じて講演者が直接答える時間を設けることで、リモート参加者も積極的にセミナーに参加していると感じることができます。さらに、イベント終了後のネットワーキングの場としてもチャット機能を活用することで、参加者同士の交流を深める効果も期待できます。

イベント集客のためのストリーミング配信とSNS活用法

イベントの集客を成功に導く要素の一つとして、ストリーミング配信とSNSの効果的な活用が挙げられます。対面でのイベント開催に限らず、オンライン上のイベントでも目立つためには、目を引く配信コンテンツと、拡散力の高いSNSプロモーションが必要不可欠になります。

集客方法としてのストリーミング配信のポイント

ストリーミング配信を通じた集客にはいくつかのポイントがあります。まず、配信内容を魅力的にすることが最も重要です。具体的には、視聴者が興味を持ちやすいテーマ選び、分かりやすい解説、そして視覚的な魅力を高めるグラフィックの使用が挙げられます。さらに、リアルタイムでの視聴者参加型のイベントを取り入れれば、参加者の没入感と満足度を高めることができます。また、前もって配信の告知を行い、スケジュール感を持って情報を提供することで、視聴者がイベントの日時を事前に把握しやすくし、当日の視聴率を上げることができます。

SNSを活用した宣伝とバーチャルイベントの関連性

SNSはその拡散力と、ユーザーとのダイレクトなコミュニケーションが可能であるため、バーチャルイベントの宣伝に非常に有効です。SNSを通じてイベントのティザーコンテンツを配信することで話題を作り、ターゲットとなるオーディエンスを確実に集めることができます。また、イベントのハイライトを短い動画で投稿することで気軽にシェアしてもらい、バズを生むきっかけを作りだすことも有益でしょう。この他にも、投稿にハッシュタグをつけることで、関心のあるユーザーが自然とイベント情報に辿り着くよう工夫すると良いでしょう。

参加者管理と招待戦略の重要性

オンラインイベントでも、参加者管理と適切な招待戦略は重要です。参加希望者が適切に登録を行い、当日スムーズに参加できるようなシステムを整えることが肝心です。そのためにも、簡単かつ明確な参加申し込み手続きの設計が必要になります。また、ターゲットユーザーに向けたパーソナライズされた招待メールを送ることで、参加意欲を喚起することも可能です。さらには、リピーター参加者を増やすためにも、過去のイベントデータを活用し、より良い対象者へのアプローチを計画することが成功のカギとなるでしょう。

万全なセットアップで臨むハイブリッドイベントの開催

ハイブリッドイベントは、現地の会場とオンラインの空間を組み合わせた形式で行われます。Zoomを利用したハイブリッド講演会・セミナー・イベントを成功に導くためには、万全なセットアップが重要です。機材の選定から事前の段取り、当日のオペレーションに至るまで、細部にわたるチェックが求められます。そのためにも、オンライン参加者と現地参加者の双方にとって最適な体験を提供する目的で、機材のセットアップやリハーサルは不可欠なプロセスになります。

必要な機材とセットアップの詳細ガイド

ハイブリッドイベントを開催する際には、適切な機材選びが成功の鍵を握ります。必要な機材としては、高画質のカメラ、クリアな音声を録るためのマイクロフォン、安定したインターネット接続、参加者の声を拾うためのスピーカー、さらには、容易に操作できるミキサーやスイッチャーなどがあげられます。これらの機材を事前にセットアップし、テストを重ねることで、イベント当日に技術的トラブルに見舞われるリスクを最小限に抑えることができます。画面共有や参加者とのやり取りをスムーズに行うためには、Zoomの各種設定にも精通する必要があります。

ハイブリッドイベント当日のチェックリスト

イベント当日に慌てることなく対応するためには、万全のチェックリストが欠かせません。まずは、機材の動作確認から始まり、Zoomの接続テスト、音声・映像の最終確認までを列挙したリストを作成します。さらに、参加者が快適にイベントに参加できるように、アクセス方法やイベントスケジュールの再確認などもリストに含めることが大切です。また、緊急時の対応プランも用意しておくことで、万が一のトラブルが発生しても迅速に解決することができるでしょう。

講演者とリモート参加者のための準備手順

講演者にとっては、事前のオリエンテーションが成功につながるカギです。リモート参加者にクリアな音声と映像を提供するために、自宅やオフィスからの配信環境を整えることが重要になります。また、リモート参加者に対しても、Zoomの使用方法やイベントへの参加手順を充分に伝えることが求められます。予めガイドを配布するなどして、当日参加者が直面するであろう問題を防止する対策も行います。これらの準備を通じて、講演者も参加者もストレスなくイベントを楽しむことができるようになります。  

まとめ

Zoomでのハイブリッドイベント開催にはメリットも多いですが、初めてだと難しいことも多いです。イベント成功のために、配信サポート業者に依頼するのもおすすめです。 Airz Hybrid(エアーズ ハイブリッド)では、オンライン配信からハイブリッド配信実施における企画からフォローまで一気通貫でサポートしています。 対応可能ツール: Zoom、Cisco Webex、Vimeo、Microsoft Teamsなど 料金システム: ベーシックプラン(10万円) + オプション料金というシステムで低価格でのサポートが可能です。
低コストで高品質な配信をご希望の方におすすめです。

疑問や課題があれば、些細なことでもお気軽にご相談ください! ハイブリッドイベントの運営ならAirz:

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この記事を書いた人

宮崎 俊行

一橋大学 経済学部卒。新卒で楽天株式会社に入社し、楽天市場事業部にてECコンサルタント職に従事。その後、同グループのフランス拠点 PriceMinister S.A.Sへ海外赴任を経験。帰国後、株式会社DONUTSのジョブカン事業部でビジネスサイド統括責任者として活躍。2019年に株式会社Airzを設立し、代表取締役に就任。2020年コロナ禍によるウェビナー支援の重要性を強く感じ、ウェビナー代行・支援サービス『Airz Webinar』とハイブリッド配信支援サービス『Airz Hybrid』を開始。国際機関から省庁、東証プライム上場企業から中小企業まで300回以上の支援実績あり。

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