Zoomウェビナーの参加方法やアプリダウンロード方法を解説
Zoomウェビナーとは、オンライン動画配信サービスのZoomを利用して開催するセミナー、もしくはそのツールの名称です。Zoomウェビナーでは、マーケティング目的のセミナー、講演会、プレス向け発表会、株主総会、研修、講義、ヨガやフィットネス系のレッスンなど、様々な業種業界、テーマで実施されてきたライブイベントをデジタルシフトできます。
この記事では、参加者だけではなく主催者も知っておきたい、Zoomウェビナーの参加方法や参加時のトラブルについて解説します。参加できないなどのトラブルが発生した際に、ぜひ参考にしてください。
目次
Zoomウェビナー参加に必要なもの・こと
Zoomウェビナーに参加するためには、インターネット環境とウェビナーを視聴するためのデバイスが必要です。Zoomウェビナーはマルチデバイス対応なので、パソコン、iPhoneやAndroidスマホ、iPadなどのタブレットで視聴することができます。
周囲に人がいる場合、外出先からウェビナーへ参加する場合は、イヤホンやヘッドフォンがあると便利です。
Zoomウェビナーのメリットは、いつでも、どこからでも、簡単に参加できる点。会社や自宅からはもちろん、移動中や休憩中でも、YouTubeを見るような感覚で参加できます。
参加者は自分の都合に合わせて参加手段や場所を変えられるので、従来の会場型セミナーと比較して、格段とセミナーに参加しやすくなりました。今まで参加しにくかった遠方のセミナーにも気軽に参加できるので、主催者はウェビナーを通じて新らたな層と接点を持てます。
Zoomウェビナー2つの参加方法
Zoomはパソコン、スマホ、タブレットから参加できますが、それぞれ2つの参加方法があります。1つはアカウントいらずのインターネットブラウザから参加する方法。もう一方はZoomアプリをデバイスにダウンロードして参加する方法です。
1. ブラウザから参加する方法
ウェビナー主催者から届いた視聴用URLをクリックすると、インターネットブラウザが起動します。表示されたページに記載されている「ブラウザから起動してください」をクリックすると、ブラウザでZoomウェビナーに参加できます。参加者はZoomのアカウントを持っていなくても参加できます。
Zoomウェビナー視聴において推奨されているブラウザは下記の通りです。
- Google Chrome(グーグルクローム)
- Firefox(ファイヤーフォックス)
- Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)
2. Zoomアプリから参加する方法
Zoomが推奨しているウェビナー参加方法はZoomアプリケーションからの参加です。ブラウザから参加するよりも各種機能が安定して使え、トラブルが少ないと言われています。ZoomアプリはWindows、Mac、iPhone/iPad、Androidにダウンロード・インストールする必要があります。パソコン版もスマホ版も無料でダウンロードできます。
<Zoomアプリのダウンロード方法(パソコン)>
- Zoom公式サイトにアクセス
- サイト下部の「ミーティングクライアント」をクリック
- ミーティング用Zoomクライアントの「ダウンロード」ボタンをクリック
- ダウンロードされたファイルを開き、インストーラーを起動する
- インストール完了
<Zoomアプリのダウンロード方法(iPhone)>
- Appストアで「Zoom」を検索
- ZOOM Cloud Meetingsを選び、入手をタップ
- Apple ID でサインインし、ダウンロード開始
- ホーム画面にZoomアプリがあればダウンロード完了
<Zoomアプリのダウンロード方法(Android)>
- Playストアで「Zoom」を検索
- ZOOM Cloud Meetingsを選び、インストールをタップ
- Google ID でサインインし、ダウンロード開始
- ホーム画面にZoomアプリがあればダウンロード完了
ウェビナーやミーティングへの参加だけなら、Zoomアプリもアカウントなしで使えますが、参加だけではなくミーティングの設定がしたい場合はアカウント登録が必要です。
Zoomでミーティングを開催するだけなら、無料アカウントで問題ありません。ただし、無料アカウントは3人以上のミーティングは40分までの時間制限があるので、3名以上で40分以上打ち合わせする予定がある方は有料アカウントを取得しましょう。ミーティング主催者が有料アカウントであれば、参加者は無料アカウントでも大丈夫です。
また、Zoomでウェビナーを開催したい場合は、別途有料アカウントが必要です。Zoomウェビナーアカウントの取得方法やウェビナー開催方法は下記の記事をご参照ください。
参加者がZoomウェビナーに入れない!原因と対処方法
Zoomウェビナーに関するトラブルで多いのが、「参加できない」「入室できない」というケースです。参加者がZoomウェビナーに正常にアクセスできない原因として以下が考えられます。
1. 参加者がZoom非対応ブラウザを使っている
参加者がブラウザから参加できない場合、使っているブラウザがZoom非対応の可能性があります。Zoomが対応しているブラウザは、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeです。参加者が使っているブラウザを確認し、非対応ブラウザを使用している場合は、対応ブラウザを案内しましょう。
2. Zoomウェビナーの設定でブラウザ参加を許可していない
参加者がブラウザから参加できない原因として、そもそも主催者がブラウザからの参加を許可しない設定にしている可能性があります。ブラウザからの参加を許可するためには、Zoom管理画面の設定で『「ブラウザから参加する」リンクを表示します』をオンにしましょう。こちらをオンにすることで、参加者がZoomウェビナーのURLにアクセスした時に、ブラウザから参加するためのリンクが表示されます。
3. Zoomアプリのバージョンが古い
参加者がZoomアプリから参加できない原因として、Zoomアプリのバージョンが古い可能性があります。Zoomアプリは定期的にバージョンアップされるため、環境によっては旧バージョンではアクセスできないケースがあります。主催者は、参加者にウェビナーURLをメールで案内する際に、最新のZoomアプリのダウンロードを促すといいでしょう。また、アプリから参加できないという問い合わせがあった場合は、参加者が使っているアプリが最新か確認してみてください。
4. ZoomウェビナーのURLやPWが間違っている
ZoomウェビナーのURLやPWが間違っていると、ウェビナーに参加できません。URLやPWの間違いとしては、そもそも主催者が参加者に間違った情報を送った、参加者が間違ったURLやPWを第三者から共有された、参加者がURLやPWをコピペする時に数文字抜けていた…などが考えられます。
5. 参加者が定員に達している
Zoomウェビナーは、主催者が申し込んでいるプランによって、最大参加可能人数が異なります。ウェビナーは必ずしも申し込んだ人が全員参加するとは限らないので、最大参加人数より多く集客する主催者もいます。
しかし、実際に予想より多くの人が参加した場合、上限に達することもあります。最大参加人数よりも多く集客してしまった場合は、Zoomウェビナーのプランをアップグレードするか、最大参加人数以上がアクセスした場合、あとでウェビナー動画を共有できるように録画しておくといいでしょう。
6. Zoom側で障害が起きている
ウェビナーを開始できない、参加者がまったく参加できないという場合、Zoom側で障害が起きている可能性があります。Zoomの障害情報はZoom Service Statusから確認できます。サービス状況がUnder MaintenanceやDegraded Performanceの際は何か障害が起きているので、復旧を待つしかありません。
Zoom Service Status:https://status.zoom.us/
参加者にウェビナーの音声が聞こえていない!原因と対処法
ウェビナーに参加できないに次いで発生しやすいトラブルとして、参加者に音声が聞こえない問題があります。この原因として以下が考えられます。
1. 主催者や講演者がミュートになっている
ウェビナー主催者や講演者の音声がミュート設定になっている可能性があります。ミュートになっていると参加者には一切音声が届きません。必ずマイクをオンにして話しましょう。
2. マイクの接続不良・故障
Zoom上でマイクがオンになっていても参加者に音声が届いていない場合、使っているマイクの接続不良や故障が考えられます。使っているマイクを他のパソコンで試してみて、マイク側に原因がないか確認しましょう。
また、充電式や電池式のマイクを使っている場合は充電切れや電池切れの可能性もあります。突然マイクの調子が悪くなってしまった時に備えて、バックアップとして別のイヤホンマイクを用意しておくと安心です。
3. 参加者のデバイスの音量がオフになっている、イヤホンの接続不良
特定の参加者だけに音が聞こえていない場合、使っているパソコンやスマホの音量がオフになっている可能性があります。もしくは、イヤホンの接続不良も考えられます。まずは音量がオフになっているかどうか確認し、音量は音なのに音が聞こえていない場合はイヤホンも確認してみましょう。
ウェビナーの参加トラブルを減らすコツ
参加者側のブラウザ、アプリのバージョンなどが原因のトラブルを防ぐには、主催者はどうしたらいいでしょうか?ひとつのアイディアとしては、前述したように、ウェビナーURLを案内する際に対応ブラウザやアプリのアップデートを促す注意書きを入れるといいでしょう。
また、参加者の通信環境によって音声が聞こえづらい、遅延するなどのトラブルが発生するため、やむを得ない場合を除いて、通信環境のいいところからの参加を推奨してください。
ウェビナーは手軽に開催できるため、運営から講演まで1人で対応する担当者がいます。しかし、これでは参加者側にトラブルが発生した時にサポートできません。参加者にウェビナーを届けられないだけでなく、主催者に対する印象も悪くなります。そのため、なるべくウェビナーは2人以上で実施することをおすすめします。
スムーズなウェビナー運営を支援!AirzWebinarのウェビナー代行サービス
AirzWebinarはZoomウェビナーに特化したウェビナー代行サービスです。企画から本番、そして参加者のアフターケアまで一気通貫で支援するウェビナーコンサルプランや運営部分だけを代行するスポットプランまで、主催者のニーズに合わせてサービス設計をします。今回ご紹介したトラブルにも対応し、主催者と参加者のエンゲージメントを高めます。
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