Zoomウェビナーで参加者と交流できる機能を4つご紹介!

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ファストマーケティング社が2020年9月に実施したアンケートによると、ウェビナー参加経験者のうち47%が半分も視聴せずに途中離脱したと回答しています。ブラウザを閉じるだけで簡単に退場できるので、少しでも「つまらない」「役に立たない」と感じられてしまったら離脱されてしまいます。

また、離脱はしていなくても”ながら視聴”をしている参加者も少なくはなく、ウェビナーには実際に何人が真剣に視聴しているか分かりにくいというデメリットがあります。

しかし、ウェビナーにはこのような状況を防ぐために、参加者とコミュニケーションが取れる機能がついています。ここでは、参加者を飽きさせないZoomウェビナーの4つのおすすめ機能と使い方をご紹介します。

Zoomウェビナーとは

Zoomウェビナーとはウェビナー専用のコンテンツ配信ツールです。Zoomミーティングの追加機能としてZoom社から販売されています。1万円以下で月単位で始められるため、企業から個人まで幅広く利用されているウェビナーツールとして知られています。

ZoomウェビナーはZoomミーティングにはないウェビナー専用の機能がついています。Zoomミーティングでも100人までのウェビナーなら開催できますが、企業があえて追加料金を払ってまでZoomウェビナーを利用するのには理由があります。

理由1: 参加者から進行を妨げられない

Zoomウェビナーでは主催者とパネリスト(主催者から指名された発表者)しか情報発信ができません。Zoomミーティングのように他の参加者がカメラやマイクをオンにすることができないのがZoomウェビナーの特徴です。

そのため、急に発表者以外の音声が混じったり、勝手に画面を切り替えられたりしないので、主催者は安心してウェビナーを進行できます。知らないユーザーが多数集まるウェビナーでは、ZoomミーティングよりもZoomウェビナーの方が主催者にとって扱いやすいツールとなっています。

理由2: ウェビナー専用機能

Zoomウェビナーでは参加者がカメラやマイクをオンにできない代わりに挙手、チャット、質疑応答で主催者とコミュニケーションが取れます。また、主催者はセミナー中にアンケート(投票)機能を使ってその場で意見を募ることができます。

一方通行で退屈しがちなウェビナーも、このような機能を使えば途中離脱が防げます。参加者は匿名で発言したり、アンケートに答えたりできるので、対面セミナーよりも気楽に主催者とコミュニケーションが取れるメリットがあります。

Zoomウェビナーのおすすめ機能

参加者とコミュニケーションが取れる4つのZoomウェビナーの機能と活用方法をひとつずつご紹介します。Zoomウェビナー利用者はぜひ試してみてください。

1. 挙手

参加者が手を挙げる機能です。ウェビナー機能の中で最も気軽に使える機能です。挙手機能は次のようなシーンで活用できます。

接続状況の確認で”ながら視聴者”の気を引く

「聴こえますか?」「映っていますか?」と問いかけて挙手ボタンを押すように促すことで、”ながら視聴”をしている人をウェビナー画面に誘い込めます。

理解度の確認

Zoomウェビナーは参加者の顔が見えないため、理解度を把握するの難しくなっています。研修のような参加者の反応や理解度が重要なウェビナーでは、挙手を活用することで理解度を確かめながら進められます。

発表者同士の合図として

挙手機能は主催者とパネリスト(発表者)の合図としても使えます。発表者の話すスピードが早い、回線が悪い、カメラの位置がズレている、まもなく終了時間など、何かあった場合は挙手で合図し、詳細をチャットで連絡するというオペレーションを組めば、挙手を会場型セミナーのカンペのように活用できます。

2. チャット

Zoomウェビナーのチャットでは、参加者が個別に主催者やパネリストにメッセージが送れます。主催者は送られてきたメッセージに返事ができます。一人でウェビナーを開催している場合は対応が難しい機能ですが、発表者とは別に主催者がいる場合は参加者に個別メッセージの送信を積極的に促してもいいでしょう。

発表者からの質問への回答欄

研修のような発表者から参加者に問いかけをするようなウェビナーでは、チャット機能を回答欄として使えます。

質疑応答するまでもない気軽な質問コーナー

参加者の中には、質疑応答で質問するまでもないが聞いてみたいことがあったりします。会場型セミナーの場合、このちょっとした質問はセミナー後に個別に聞きに行けますが、ウェビナーではそうはいきません。そのため、チャットを気軽な質問コーナーとして開放し、その旨をウェビナー冒頭でアナウンスすれば、参加者はウェビナーで得たい情報が得られ、満足度の高いセミナーとなります。

3. 質疑応答

質疑応答用の質問を募集する機能です。セミナー開始から終了まで、参加者はいつでも入力できます。質問への回答はチャットでも音声でも可能です。回答した質問は回答済み質問として振り分けられます。

4. アンケート

Zoomウェビナーにはアンケート機能が2種類ついています。1つはウェビナー中のアンケート(投票)です。ウェビナー中に参加者へ聞きたい質問を事前に登録し、発表者のタイミングで質問を画面に映せます。参加者にはリアルタイムでアンケートに回答してもらい、その結果をウェビナーで発表できます。

2つ目のアンケートは事後アンケートです。参加者がセミナーを退出した際にアンケートを表示させ、回答を促せます。設問数の少ないアンケートなら、サンクスメールにURLを載せるよりもセミナー直後に表示した方が回答率が上がります。事後アンケートはZoomウェビナーの管理画面から作成できます。

まとめ

Zoomウェビナーには参加者とコミュニケーションを取るための機能がついていますが、質疑応答以外はあまり活用されていません。

活用されていない理由としては、「機能自体を知らない」「機能は知っているけど失敗したくない」の2つがあるでしょう。ウェビナー機能を失敗せずに使う方法としてスライドの準備やリハーサルがあります。

口頭で説明するのが難しい慣れない機能でも、スライドがあれば参加者に使い方が伝わりやすくなります。また、リハーサルをすれば、姿が見えない参加者への呼び掛けの練習ができます。

Airz Webinarでは、ウェビナーの質を上げるためにスライド作成やリハーサルまで主催者をサポートしています。

実際のZoomウェビナー運営やウェビナー開催に関してのお悩みがございましたら、我々Airz Webinarにお任せください!

この記事を書いた人

宮崎 俊行

一橋大学 経済学部卒。新卒で楽天株式会社に入社し、楽天市場事業部にてECコンサルタント職に従事。その後、同グループのフランス拠点 PriceMinister S.A.Sへ海外赴任を経験。帰国後、株式会社DONUTSのジョブカン事業部でビジネスサイド統括責任者として活躍。2019年に株式会社Airzを設立し、代表取締役に就任。2020年コロナ禍によるウェビナー支援の重要性を強く感じ、ウェビナー代行・支援サービス『Airz Webinar』とハイブリッド配信支援サービス『Airz Hybrid』を開始。国際機関から省庁、東証プライム上場企業から中小企業まで300回以上の支援実績あり。

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