2020年、ウェビナーが世界的に急増しました。最近ではウェビナーに関するデータが集まってきており、参加しやすい曜日や時間、効果的な集客方法が分かってきました。今回はアメリカの配信サービスON24、ウェビナーツールプロバイダーGoToWebinar、日本のマーケティング会社ファストマーケティングの調査結果を元に効果的な集客アイディアをご紹介します。

ウェビナーの参加ハードルを下げる

ウェビナーの参加ハードルを下げることは申込数を上げる方法として有効です。ハードルを下げる方法として、参加しやすい開催日時の設定、参加しやすいウェビナーツールの利用があります。

ウェビナーに参加しやすい曜日

2020年に2万件以上のウェビナーを対象に実施したアメリカの配信サービスON24の調査結果によると、ビジネスマンにとってウェビナーに参加しやすい曜日は火曜・水曜・木曜であることが分かりました。その中でも最も参加しやすい曜日は木曜日で、最も参加しにくい曜日は土曜日と日曜日、平日は金曜日という結果でした。

これは会場型セミナーとほぼ同様の結果です。1週間を通しての仕事の波はリモートワークになってもあまり大きな変化はなかったということが分かります。そのため、ビジネス向けのウェビナー主催者は、水曜日や木曜日に設定するといいでしょう。

ウェビナーに参加しやすい時間帯

ウェビナーツールプロバイダーのGoToWebinarの調査結果では、ウェビナーに参加しやすい時間は10時〜12時の時間帯であることが分かりました。

12時以降になると昼食や休憩時間と重なって集客しにくい結果となりました。また、同社はウェビナーの所要時間は1時間を推奨しており、それ以上短いと「短すぎて参加する価値のないウェビナー」と思われてしまうリスクがあると発表しています。

ウェビナー参加頻度

ファストマーケティング社が2020年9月に日本で実施した調査結果によると、7人に1人がウェビナーに参加したことが分かりました。また、ウェビナー参加経験者のうち63%が月に1〜2回の頻度で参加していると回答しています。気軽に参加できるとはいえ、ウェビナーに毎週参加する人は少ないようです。

このことから、ウェビナーになるべく多く集客するためには競合と開催日が重ならないようにするなどの工夫が必要でしょう。また、認知度の高いウェビナーツールを利用するのも参加者を増やす工夫のひとつです。

ファストマーケティング社の調査結果からも分かる通り、まだまだ日本のウェビナー参加経験者は多くありません。参加ハードルを下げるためには、馴染みのあるツールやアカウント登録、アプリインストールが不要なツールがおすすめです。

集客メールを送るタイミング

ウェビナーの集客方法は、既存リストへのメール、自社サイトやSNSでの告知、広告、ターゲティングメールなどがあります。

新規獲得の場合は広告やターゲティングメール、商談につなげたい場合は既存リストへアプローチなど、ウェビナーの目的に合った集客方法を活用しましょう。

また、アプローチする層によって告知メッセージを変えるのも申込数を上げるために有効でしょう。ここでは、既存リストに対して集客を実施する際に役立つ調査結果をご紹介します。

GoToWebinarの調査によると、参加者の57%がメールから申し込んでいることが分かりました。申込率はSNS(15%)、ウェブサイト・ブログ(14%)、メルマガ(8%)と続きます。

ここで注目したいのは、メルマガではほとんど集客できていない点です。同じメールでも、ウェビナー集客はメルマガ内ではなく告知専用のメールを単独で配信した方が効果的であることが分かりました。

また、ON24はメールを送る曜日によって下記のように申込率に違いがあったと発表しています。この結果はウェビナー告知メールはもちろん、リマインドメールを送る時の参考にもなります。

<曜日別申込率>

曜日申込率
月曜日16%
火曜日22%
水曜日23%
木曜日22%
金曜日12%
土曜日5%
日曜日5%

さらにウェビナーに申し込むタイミングとしては8日前が一番多く、次に1週間前が多いようです。そのため、ウェビナー告知は1ヶ月前くらいから徐々に頻度を上げていくと集客につながると考えられます。

<申し込みタイミング>

タイミング申込率
当日11%
1週間前46%
8日前54%
2週間以上前24%

リマインドメールを送る

会場型セミナーは天候によって参加率(歩留まり)が左右されることがありますが、ウェビナーは移動がないので天候には左右されません。

しかし、ウェビナーは開始時間ギリギリまで仕事ができるので、気がついたら時間が過ぎていた、仕事を中断したくなかったなど、参加者のその時の状況や気分の影響を受けやすい傾向にあります。

ウェビナーに申し込んだことを忘れていた、興味が薄れたなどを防ぐ手段としてリマインドメールの送付があります。リマインドメールでは、ウェビナー参加用のURLと参加したくなるようなメッセージを添えます。

ウェビナーに参加するとどんな知識が得られるのか、申込ページや告知メールでは伝えていないウェビナー内容の詳細、登壇者のプロフィール、参加者限定の特典など、ターゲットの興味を引く内容をリマインドメール内で簡潔に記載すると当日欠席を防げます。

フォローアップ

ウェビナーの参加率(歩留まり)は会場型セミナーと比較して低いと言われています。そのため、不参加の方へのフォローアップも丁寧に実施しましょう。

フォローアップの連絡では、別ウェビナーへの参加を促したり、個別商談につなげたります。不参加だった方向けにウェビナーの録画を用意して送るのもいいでしょう。最近のウェビナーツールは録画機能がついているので簡単に録画ができます。

まとめ

今回は様々なウェビナー集客に役立つ調査結果をご紹介しました。参加しやすい日時、申し込むタイミングを参考にウェビナー企画と集客を実施してみてはいかがでしょうか?そして、ウェビナーを開催した際は曜日や時間帯によって変化があったか調べ、次のウェビナーに活かしましょう。

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