ウェビナー機材を取り入れてワンランク上の配信を!おすすめの外部マイクや外部カメラをご紹介

ウェビナー機材の選び方
ウェビナーはパソコンとインターネット回線だけで十分だと考えていませんか?テレワークが普及したことで、高性能な外部カメラや外部マイクを取り入れるビジネスパーソンが増えています。そのため、ウェビナーも同様に機材のバージョンアップが求められています。今回のブログでは、ウェビナー機材の選び方やおすすめの外部マイクや外部カメラをご紹介します!

【基礎編】ウェビナー配信に必要な機材

ウェビナーはインターネット回線、カメラ・マイクを内蔵しているパソコン、ウェビナー配信ツールがあれば開催できます。古い機種のパソコンや極端に容量が少ないパソコンでは配信トラブルが起きるリスクがあるため、必ず使用するウェビナー配信ツールが推奨しているスペックのパソコンとOSを使用しましょう。 例えば、Zoomウェビナーの場合は以下を推奨しています。
推奨
プロセッサ
  • デュアルコア 2 Ghz 以上(Intel i3/i5/i7 または AMDと同等)
RAM(メインメモリ)
  • 4GB
OS
  • macOS X と macOS 10.9 以降
  • Windows 10 ※Windows 10 デバイスは、Windows 10 Home、Pro または Enterprise を搭載している必要があります。 S モードはサポートされていません。
  • Windows 8 または 8.1
  • Windows 7
※詳細や最新情報はZoomウェビナーのサポートサイトをご確認ください。

【上級編】ワンランク上のウェビナー配信に必要な機材

機材を使ってウェビナー配信をしている男性 ウェビナーが浸透し始めた頃は、パソコンとインターネット回線だけのシンプルな配信でも他社と差はありませんでした。しかし、昨今はオンライン会議の増加により、ウェビナーを担当していない人でもマイクやカメラにこだわり始めています。そのため、ウェビナーも高画質、高音質が求められており、機材を投入してウェビナーのクオリティを向上させる企業が増えてきています。ここでは、ワンランク上のウェビナー配信に必要な機材、選び方、おすすめ商品などをご紹介していきます!

パソコン

ウェビナー配信用のパソコン以外に、視聴用のパソコンや事務局用のパソコンがあると、万が一トラブルが起きた時に対応しやすくなります。

【視聴用のパソコン】

ウェビナーが問題なく配信されているか確認するための視聴用のパソコンがあると、配信トラブルが発生した際に気が付きやすく、迅速に対応できます。

【事務局用のパソコン】

ウェビナーを複数名で実施している場合は、配信を管理するために事務局用のパソコンを用意することをおすすめします。万が一、講演者のパソコンでトラブルや操作ミスがあり、ウェビナーからログアウトしてしまっても、事務局用のパソコンで接続が続いていればウェビナー自体は続行できます。

モニター

使用するウェビナー配信ツールにもよりますが、配信用のパソコンでは発表用のスライドしか表示できない場合があります。その際は別途スクリプトを表示するモニターがあると便利です。スクリプト以外には、ウェビナーの残り時間を示すタイマーや視聴者からのチャットを表示して活用することができます。

インターネット回線

ウェビナーはWi-Fi下でも開催できますが、有線接続の方がネットワークの安定性を高められます。また、建物で共有の回線を使用している際は、専用の回線を用意することをおすすめします。なぜなら、同じ回線で同時にウェビナーや回線に負荷がかかる作業がおこなわれている場合、回線速度が落ちてしまう可能性があるからです。回線速度が落ちてしまうと、遅延や画質・音質のクオリティが下がってしまいます。

外部カメラ

外部カメラを使用すれば、より鮮明な画質で配信できます。外部カメラは視野角がパソコンに内蔵されているカメラより広く、対談などで1画面に複数名を映したい時に役立ちます。 外部カメラには、プロ仕様のカメラ、ハンディカメラ、ウェブカメラがあります。大型のオンラインイベントでない限り、ハンディカメラやウェブカメラで十分クオリティの高い配信を実現できます。

【カメラ選びのポイント】

カメラを選ぶ際は画角、画質、フレームレートをチェックするといいでしょう。フレームレートとは、1秒間の映像が何枚の画像で出力されているかを表す数値です。数が大きいほど、映像がなめらかになります。 <外部カメラ選びのポイント>
  • 画角:講演者が1名なら70度前後、複数名いる場合は90〜120度前後
  • 画質:フルHD以上
  • フレームレート:60fps

【おすすめのウェブカメラ】

logicool C922N PRO STREAM WEBCAMは、配信内容に合わせてfps30とfps60が選べます。画角は78度なので、講演者を1名映すウェビナーにおすすめ。オートフォーカスと光補正機能が実装されているので、初心者でも扱いやすいカメラです。

外部マイク

外部マイクを使用すれば、クリアで聞きやすい音声を視聴者へ届けられます。パソコンに内蔵されているマイクはキーボードを打つ音や紙をめくる音、周囲の騒音を拾ってしまいますが、外部カメラは適切なものを選べば、ウェビナーに雑音が交じることを防げます。

【外部マイク選びのポイント】

外部マイクには、広範囲の音を拾う無指向性のものから、講演者の声など特定の音を拾うことに優れている単一指向性のものがあります。マイクが拾う音の範囲のことを指向性と呼び、ウェビナーでは雑音が入りにくい単一指向性のマイクがおすすめです。 マイクの収録方法にはステレオとモノラルがあります。ステレオ収録の方が音を立体的に表現でき、臨場感を演出できます。 <外部マイク選びのポイント>
  • 指向性:単一指向性
  • 収録方法:ステレオ収録

【おすすめのマイク】

サンワダイレクト400-MC015PROは用途に合わせて指向性が選べるため、講演者が1名だけのウェビナーでも、複数名で対談するウェビナーでも利用できます。より原音に近い音を届けられるハイレゾ録音なので、ウェビナーに臨場感を与えられます。

照明

室内灯だけでは明るさが足りず、人物が暗く写ってしまいます。また、部屋の窓や時間帯によっては逆光になったり、オレンジっぽい色になることもあります。ウェビナー配信ツールによってはある程度明るさを調整できますが、照明ほどではありません。外部マイク、外部カメラと並んで導入を検討したい機材です。

スイッチャー

スイッチャーでは、映像や音声をスムーズに切り替えられます。例えば、対談型のウェビナーで複数のカメラを用いて講演者を映している場合、映像スイッチャーを用いて視聴者に表示したい講演者に瞬時に切り替えられます。また、映像を切り替える際にエフェクトをつけて、ウェビナーにメリハリをつけることも可能です。 また、オーディオスイッチャーでは音の切り替えができます。マイクを複数使っていたり、BGMを流していたりする時などに便利です。

ミキサー

同時に複数のマイクを使っている場面ではミキサーが必要です。ミキサーとは、別々に入力されてきた音をひとつの音にまとめて出力する機材です。また、出力する音の高低などを調整して、聞きやすい音を作ることができます。

機材を取り入れたウェビナーをスムーズに実施するためには?

新しい機材を取り入れる際は、完成イメージを持っておこないましょう。コンセントの位置や部屋の広さによっては、機材の他に延長コードも必要となります。また、外部カメラや外部マイクのスタンドも必要に応じて手配します。 スイッチャーやミキサーを使ってより複雑な配信を検討している場合は、使い方を調べてから導入しましょう。調べてもよく分からない場合は専門家に相談して、使い方を教えてもらうと効率的にウェビナーの準備を進められます。 また、機材を自社で購入する方法の他に、スタジオレンタルやウェビナー運営代行の活用があります。スタジオには本格的な機材が揃っており、「スタジオ+機材+オペレーター」のセットプランが用意されているところもあります。ウェビナー運営代行では、機材とオペレーターの派遣プランがあるので、自社の会議室で配信したい、機材がないレンタルスペースで配信したいなどの要望に柔軟に応えられます。 Airz Webinarでは運営支援だけではなく、これらの機材の使い方をレクチャーし、将来的に高度なウェビナーを内製できる体制を整えるサポートもしています。ウェビナー機材の導入を検討していてお困りのことがありましたら、Airz Webinarの無料相談をぜひご利用ください!

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安全安心な配信を心がけたい、自社ではリソースが足りないという方は、配信代行業者に依頼するのもおすすめです。 Airz Hybridでは、オンライン配信からハイブリッド配信実施における企画からフォローまで一気通貫でサポートしているので、疑問や課題があれば、些細なことでもお気軽にご相談ください! ハイブリッド配信のAirz:https://webinar.airz.co.jp/hybrid/
ハイブリッド配信とは|配信方法・必要な機材について詳しく解説

この記事を書いた人

宮崎 俊行

一橋大学 経済学部卒。新卒で楽天株式会社に入社し、楽天市場事業部にてECコンサルタント職に従事。その後、同グループのフランス拠点 PriceMinister S.A.Sへ海外赴任を経験。帰国後、株式会社DONUTSのジョブカン事業部でビジネスサイド統括責任者として活躍。2019年に株式会社Airzを設立し、代表取締役に就任。2020年コロナ禍によるウェビナー支援の重要性を強く感じ、ウェビナー代行・支援サービス『Airz Webinar』とハイブリッド配信支援サービス『Airz Hybrid』を開始。国際機関から省庁、東証プライム上場企業から中小企業まで300回以上の支援実績あり。

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