手軽に低コストで開催できることから、ウェビナーを実施する企業が増えています。オフラインセミナーの時は登壇する機会はなかったのに、突然スピーカーとして招集される人もいるのではないでしょうか?

参加者が目の前にいない状況でカメラに向かって1人で上手に話すのは簡単ではありません。また、オンライン会議を毎日こなしていても、不特定多数が参加しているウェビナーは別の緊張感があります。ここでは、ウェビナーで参加者に良い印象を与えながら上手く話すコツをご紹介します。

ウェビナーで良い印象を与えるための基本

ウェビナーでは、実際の声より低く聞こえたり、実物よりも暗い印象を与えてしまいます。これにはカメラやマイク、照明も影響していますが、ここでは機材を変えることなく印象アップする方法をご紹介します。

身だしなみに注意する

上半身しか映らないウェビナーですが、発表者の身だしなみは声よりも先に参加者の目に飛び込んでくる情報です。ウェビナーだからといって油断せず、実際に会う時と同じ意識で服や髪型を選びましょう。

また、対面なら気にならないけどウェビナーだと気になるポイントもあります。例えば髪をかきあげる仕草。ウェビナーは画面との距離が近いので、頻繁に発表者が髪の毛を触っていると鬱陶しく感じられてしまいます。そのため、顔周りをいじらなくてもいいような髪型がおすすめです。

同様に胸元が開いた服装もウェビナーでは近くでは見えてしまうので、対面時は問題ない開き具合でもウェビナーでは不誠実な印象を与えてしまう可能性があります。男女ともにボタンの開けすぎやVネックは避けるのが無難です。

また、発表者の背景も身だしなみと同じくらい重要です。リモートワークが推奨されるようになってはいますが、生活感がありすぎる背景はウェビナーには適しません。ウェビナーは顔見知り同士が集まるミーティングとは異なります。白い壁やデジタル背景を活用して、ビジネスライクな雰囲気を出していきましょう。

姿勢を正して話す

ウェビナーはデコルテより下は映らないことが多いので、姿勢を正していなくても参加者に見えません。しかし背筋を伸ばして話す方が目線が上がり、声も明るくなります。人間の体は猫背の状態では胸郭が圧迫され、横隔膜が広がりにくくなります。横隔膜が広がりにくい状態では、モゴモゴとした聞こえにくい声になりがちです。

また、猫背の状態でハツラツとした声を出そうとすると、体ではなく喉を使って話すことになり、喉に負担がかかります。そのため、参加者から見えないとしても背筋を伸ばして姿勢を正して話す方が、相手に明るい印象を与えるだけではなく、自分自身にとってもメリットがあるのです。

明るく大きな声で話す

マイクのクオリティで音の拾われ方が変わりますが、どんなマイクでも大きめな声ではっきりと話すことをおすすめします。なぜなら、大きな声は参加者側が音量調整で小さくできますが、小さすぎる声は音量調整で大きくしてもよく聞こえないからです。

有線マイク付きイヤフォンの場合、話をしている間にマイクが口から離れた場所へ移動してしまうこともあります。だからといって、終始手元で小さなマイクを持ちながら発表するのも大変です。だからこそ大きな声ではっきりと話した方が、何かの拍子でマイクが離れてしまっても参加者に問題なく声が届きます。

ウェビナーで良い印象を与えるための話し方

前述した通り、大きな声ではっきり話すのは基本です。それに加えてどのような点に注意すればより良い印象を与えられるでしょうか?ここでは話し方について詳しく解説していきます。

ゆっくり話す

ウェビナーは直接人前に出ないものの、参加者の顔が見えないなどの違和感で緊張してしまう人もいるでしょう。緊張をしている時、人は早口になりがちです。早口になり過ぎてしまうと、参加者に一方的な印象や威圧的な印象を与えてしまいます。また、うまく舌が回らず、大きな声で話していたとしても聞き取りにくくなってしまうでしょう。

ウェビナーでは練習よりも少しゆっくり話すことを意識します。ゆっくり話す意識が難しい場合は、口を大きく開けて話す、文節ごとに間を意識して呼吸を入れるて話すと早口を防げます。

簡潔に話す

無意味な音は入れないように話すと、すっきりとした聞きやすいウェビナーになります。無意味な音とは「えー」「うー」「あー」などを指します。そのつもりはなくても、無意識に口にしていることがあるので直すのが難しい癖でもあります。

自分の話し癖を知るためには、リハーサルを録画するといいでしょう。「えー」などに限らず、無意味に使っている単語やフレーズがあるかもしれません。それらを把握して削ぎ落としていくと聞きやすい発表になります。

また、言葉選びや表現もウェビナーで注意したい点です。一般向けのウェビナーで専門用語を使ったり、誤解を生むような遠回しな表現は控えましょう。参加者に理解してもらうことを念頭に使う言葉を選びます。どうしても専門用語が必要な際はスライドの中ではもちろん、口頭でもしっかりと補足説明をすると親切です。

さらに、発表中は言い切り系の語尾を使うと分かりやすくなります。「〜だと思います」「〜考えられます」ではなく、「です」「ます」で言い切りましょう。曖昧な語尾はウェビナーを分かりにくくし、説得力を失わせてしまいます。

まとめ

臨場感に欠けるオンライン環境で、参加者に良い印象を与えながらコンテンツに説得力を持たせるのは容易ではありません。誰もがベテラン講師やタレントのようにカメラ前でうまく話せるわけではありません。しかし、オンラインでの発表のコツを知って練習を重なれば、誰もがウェビナーの質を向上させられます。

ウェビナーで発表する機会のある方は、今回ご紹介した点を注意しながら本番に臨んでみてください。また、有人リハーサルなどウェビナーサポートが必要な場合はウェビナー運営代行の利用がおすすめです。開催に向けてウェビナーコンサルが必要な際は、Airz Webinarまでお問い合わせください。